足底筋膜炎になりました


先日、いつもの10kmコースを走り終えると足の裏に鈍い痛みが残っていることに気づきました。

ただ、最近はスピード練習と称してわりと負荷の高い練習をすることが多かったので走り終えたときに痛みが残ることも何度もあり、いつものことだとあまり気にしていませんでした。


ところが...。


翌朝、眠い目をこすりながら起きて立ち上がろうとすると、左足にものすごい鈍痛が走って一気に目が覚めました。
いったい何事かと足を見てみたのですが目立った外傷はなく、でも地面に足が着くたびに歩くのが嫌になるくらいの痛みにおそわれるのです。なんだこれは...と思いながら歩いてみると、自然と痛みが和らいで歩けるようになりました。

昨日わりとがんばって走ったしその影響かな?と思い、10分後にはすっかり足が痛かったことを忘れてしまいました。

そして普段どおり会社に行って仕事をしていたのですが、しばらく席に座っていて不意に立とうとしたときに足に痛みが走ることに気づきました。で、ちょっと歩くとまた痛みがなくなると。


「足が痛い」→「時間が経つと和らぐ」→「忘れる」→「動かすと痛い」→「時間が経つと和らぐ」→「忘れる」...


こんなことを寝るまでずっと繰り返していたのですが、翌朝になると少し痛みは和らいできて「ああ、少しずつ治ってきているな」と思っていました。


そんなわけで日に日に痛みは軽減されていったのですが、軽くはなるけどゼロにはなりませんでした。
痛みが残っているあいだは走らないようにしようと我慢していたのですが、それもストレスに感じるようになってきたために「痛みも落ち着いたしもう大丈夫だよね」と自分に言い聞かせて15kmを走ってきました。1kmを5分程度とかなり軽めに走ったのですが、その影響なのか翌日からまた同じ場所が以前よりもつよく痛むようになりました。

これはいよいよよくないなと思い、今日近くの整形外科に行ってみたところ足底筋膜炎だと診断されました。

足底筋膜炎(そくていきんまくえん)とは、足の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている腱組織・足底筋膜に炎症が起き、小さな断裂を起こして痛みをもたらす病気。多くはかかとの骨の前あたりに痛みが起こる。主に40~50歳代以上で発症するが、若い世代でもスポーツ選手などに多い。足底腱膜炎。

足底筋膜炎 - Wikipedia


該当部がかなり固くなっていることと、骨に異常はない*1ということでおそらく間違いないだろうと。足の大きさが違うとか、足裏の皮膚の固さが違うことから走り方に癖があるんじゃないかとは言われましたが、たしかにそれはあるかも。
靴底の減り方がちょっと一般的なのとは違うんですよね....。


走る前のストレッチと、走った後のアイシングはちゃんとした方がいいと教えてもらいました。たしかにいまは走る前の準備運動すらちゃんとしていなかったのでそのあたりがよくなかったんだろうなというのは理解しました。


しばらくは走るのは軽いジョグで筋肉が落ちるのを阻止する程度にとどめて、なるべく早く治るよう安静にしたいと思います。

*1:レントゲンを撮ってもらいました