人生初の再検査

1月上旬に人間ドックを受けたのですが、そのときに大腸がんの検査に引っかかってしまい先週の木曜日に再検査を受けてきました。
その検査結果を今日聞いてきたのですが、とりあえず異常なしということで無事健康体であることが確認できました。よかった、よかった。

ガンの疑いなんて言われると、絶対違うだろ....と思いつつずっと気が気ではなかったので何でもないことが確認できて安心しました。


以下、今回の検査について記録しておきます。

再検査は大腸の内視鏡検査でして、半日まるまるかかるたいへんな検査でした...。
いやまあ想像していたよりはかなり楽でしたが、やらずに済むならやりたくない類の検査であることは間違いないです。


まず前日ですが、20時までに食事を済ませてあとは飲食を控えます。
油っぽいモノは控えるようにとのことでしたので、あっさりとしたもので済ませました。


そして検査当日は50錠の下剤を飲むというミッションで幕を開けます。

朝7時から9時30分まで15分間隔で5錠ずつの下剤を飲みます。50錠の下剤を2Lの水で飲んだのですが(5錠を200ml)、思ったほど腹痛はひどくなくて安心しました。市販されている下剤を飲むといつも内臓が出てくるんじゃないかと心配になるくらいひどい腹痛に襲われるのですが、今回はそういった苦しみもなかったのでわりと楽でした。

そういえばためしに下剤を飲む前後で体重を計ってみたら2kgくらい体重が落ちてました。


そしてお昼過ぎに病院へ行き大腸の内視鏡検査を行いました。


最初に痛み止めの麻酔なのか、腕に注射を打たれたのですがこれは打たれる前に説明があったとおり打った数分後には意識がややもうろうとしてきました。体の感覚が失われるというよりも、頭がボーっとしていろんなことがどうでもよくなるような感じでした。うまく言えないけど。


カメラが侵入してしばらくはされるがままという状態でしたが、最深部にたどり着いてからはわたしもカメラを見せてもらうことができました。そこから出口*1まで戻りながら異常がないかどうかを目視で確認していたところ、2つのポリープが見つかりました。

ポリープとはいってもものすごい小さくて、いっしょに見ていた私も指摘されるまでまったく気づかなかったくらいです。
先生が「これポリープなんですよー」というのでこれどうするんだろう?と思ってみていると、針金の先が小さなマジックハンドみたいになっているものを使ってポリープを引きちぎりました。別に痛みがあるわけでもなかったので自分の身に起きたことは思えず茫然としてしまいましたが、引きちぎられたポリープの跡から血が出てくるのを見て気分が悪くなりました。


ちなみにポリープには炎症性と腫瘍性の2種類があるそうでして、炎症性であればとくに経過を見る必要はないそうです。
腫瘍性であれば時間経過とともにガンになるおそれがあるそうでして、その場合は継続して経過を観察する必要があるそうなので、その判断を検査後に行って一週間後に報告しますということを言われました。
# で、今日その結果を聞いたら問題なしということに。


結局、内視鏡自体はトータルで30分もかかりませんでした。
以前経口で胃カメラを飲んだことがありますが、あれに比べたら超楽ちんでしたね。大腸の内視鏡はお腹がやや痛く感じられましたり、朝から下剤を飲むのが大変でしたが、トータルでは覚悟していたほどつらくはなかったです。胃カメラが最強ですな...。


というわけで、無事に健康体であることが確認できて一安心しました。
これで安心して毎日映画を観たり走ったりできます。

*1:お尻