「源氏物語 千年の謎」見たよ


平安時代、関白である藤原道長東山紀之)はその栄華をさらに極めるため一条天皇に嫁いだ娘・彰子が帝の血を引く子を宿すべく、紫式部中谷美紀)にある命を下す。それは、式部の書く物語によって彰子のもとに少しでも長く帝を留め置けというものであった。そこで式部は、今上帝と桐壺更衣の間に生まれた絶世の美男・光源氏生田斗真)と彼を取り巻く宮中の女性たちの物語を紡ぎ出すことに。しかし、道長へ断ち切れぬ思いを秘めていた式部の心と、物語の中で光源氏に心奪われる女性たちに深い嫉妬を抱く御息所の心とが重なり、生き霊となって現実と物語の空間を越え始める。式部の凶相に気付いた道長の側近として仕える陰陽師安倍晴明窪塚洋介)はその生き霊を追い始めるのだが…。

『源氏物語 千年の謎』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。


観る映画を選ぶ基準は人それぞれちがいますが、わたしの場合は以下の2つで選ぶことが多いです。
ひとつは「予告がおもしろそうかどうか?」ということ、そしてもうひとつは「出演者や監督がかかわった過去の作品が好きかどうか」です。前者の「予告で選ぶ」というのはわりとありきたりな基準なので同じように選んでいる方は少なくないだろうと思うわけですが、ただ、最近はどの作品も予告はすごくおもしろそうにまとめられているのでこれだけで判断するのは少々危険だったりします。


そして後者については....と、ここまで書いたところで「そういえば、観る映画を選ぶ基準について昔書いたことあったよなー」と思い出したので調べてみたら、3年半前に書いてました。


適当すぎて恥ずかしいのであえて引用はしませんが、この頃からキャストは観る作品を選ぶ基準だったようです。


さて。キャストで選ぶとは言え、わたしは基本的に女の子にしか興味がないのでかわいい女の子が出ているかどうかしか気にしません。「この人(女性)が出てたら見る!」という人はたくさんいますが、「この人(男性)が出てたら見る!」という人はあまりいないんですよね。
特に日本にはほぼ皆無なんですが、そんな私にはめずらしく生田斗真君はかなり気にしている俳優さんでして彼が出ている作品は3作品ぜんぶチェックして観ています。「人間失格」「シーサイドモーテル」「ハナミズキ」のすべてがおもしろかったわけではないのですが、彼の立ち振る舞いがすごくすごく好きなんですよね。声もいいですし。


そんなわけで上映時間が136分と長いうえにあまり食指の動かないジャンルではありましたが、生田君を観たい一心で観に行ってきました。


本作では生田君は「人間失格」のときと同じくへっぽこ女たらしの役を見事に演じていてとてもよかったし、田中麗奈が生霊役を怪演する様子には素直に感心していまいました。さらに窪塚演じる安倍晴明式神二人がすごくかわいくて、あんな式神に家に来てほしくなりました*1


でも残念ながら映画自体はあまりおもしろいとは言えず、「田中麗奈が主演のホラー映画が観てみたいなー」という全然関係ないことをぼんやりと考えていたら映画は終わっていました。


公式サイトはこちら

*1:帰ってきてからこの二人が誰なのか調べてみたら、スーパー双子ユニットと自称されている「MariEri」のお二人だそうです。写真を見ましたが、映画の中の方が断然かわいいです。