関西一人旅日記(4日目)

2ヶ月前から楽しみにしていた一人旅も今日が最終日となりました。
最終日は一つだけ予定を入れていたので、それに間に合わせるために9時前にチェックアウトを済ませてホテルをあとにしました。3泊お世話になりましたが、立地の良さと受付のお姉さんがキュートだったことは評価に値しましたので、もしまたくることがあればここに泊まってもいいなと思いますが、唯一不満だったのはインターネットがよくつながらなくなることでして、その度にDHCPの再リリースを何度も手動でやり直したりして調査・対応をしなければいけなかったのが大変面倒でした。ま、そのくらいはどうでもいいことかも知れませんし、何よりも大阪駅から歩いて行けるのはすごく便利だと思いました*1


さて。
本日の目的は甲子園で秋田県代表の能代商業を応援するのが目的でして、それを観終えたら宇都宮に帰ろうと心に決めていました。
今回の旅行自体は甲子園の日程とぶつけたつもりはなかったのですが、偶然にも最終日である今日が秋田県代表の試合でしてこれはもう見るしかないだろうということで即決しました。しかも早すぎず、遅すぎずの第二試合というのも素敵です。


とりあえず試合開始予定45分前の9:45には現地に到着して、チケットを購入。
3塁側特別自由席(1200円)のチケットを購入し、入り口で「一度出ると再入場できません」という注意を聞いてから場内に潜入し、そそくさと席を探して移動。まだ第一試合の途中だったので座ってそれを眺めて待つことに。
その時やっていた試合は英明と糸満の試合でしたが、どちらもまったく思い入れのないチームでしたが、いずれも県を代表してここまできているんだなーなんて思ってみてたら、ここに選手として出るだけでも本当にすごいことなんだよなと改めて思わずにはいられませんでした。若い頃、特に10代の中の数年間を野球のためにささげてもなおここにたどり着けない人たちが山のようにいる中で、ここに立つ選手たちは積み重ねた努力を武器に勝利を積み重ねてここに立っているわけです。すごいですよね...。



第一試合はつつがなく、そして予定どおりの時間で終わりを迎え、グラウンド整備後にさっそく第二試合「能代商業 対 神村学園」が開始しました。
序盤は攻守に落ち着きと積極性を見せた神村学園がリードして能代商業を応援するわたしはやきもきさせられましたが、6回に4点を取って逆転し、さらに中盤以降は落ち着きを取り戻したピッチャーが好投して能代商業は勝利をおさめました。秋田県勢が夏の甲子園で勝つのは14年ぶりのことだそうです。14年前って、おれまだ大学に入ったばっかりじゃん...。
それほっど長く勝っていなかった秋田県勢が勝利を収める瞬間に立ち会えたことはとてもうれしく思います。


そんなわけで現/元秋田県民が勝利にわいた甲子園でしたが、帰りの時間が迫っていたために校歌を聞いた後に新大阪まですぐに移動してそのまま新幹線に乗り込んで大阪をあとに。その後、宇都宮に着いたのは17時くらいでして、これでわたしの一人旅は終わりを迎えることと相成りました。お世話になった方々には改めてお礼を申し上げたい気分でいっぱいです。ありがとうございました。


いままでこうやって行ったことのない場所に数日間かけて一人で旅をするというのはほとんどやったことがありませんでしたが、本当におもしろかったです。あまりに楽しくて、冬にもまた一人旅しようかと考えているほどでして、あと数ヶ月はそれを楽しみに毎日を過ごすことになりそうです。
冬は暖かいところがいいので、雪の降らないところを狙って行って見ようかと思ってます。

*1:歩くとすれば結構遠いけど....