関西一人旅日記(3日目)

(備忘)
これにも写真を貼ろうと思ったのですが、取り込みがうまくいかないのであとで貼ります。


昨日まで張り切って動き回っていたツケが回ってきたのか、朝はまったく起きることが出来ませんでした。
それでも7時半過ぎには起き出し、ちょっと目を覚ましてから「モールス」の感想を書きました。実は全然感想書いてなくて、このままだと書かずじまいで終わっちゃいそうで心配だったんですよね...。


とりあえずざっと書き終えたあとで、ざっくり今日の予定を決定。決定というか、昨日の夜にsappukeiさんからヤン・シュヴァンクマイエルの展示が京都の博物館でやっているという話を教えていただいたので、じゃあそれに行ってみてあとのことは行ってから考えようという超アバウトな選択です。ザ・優柔不断。


決まってしまえばこっちのものなので、電車を乗り継いで京都へと移動。
事前にある程度は調べてたので分かっていたつもりですが、大阪と京都ってものすごく近いんですよねー。昨日明石に行ったときにも思ったんですが、関西は主要な都市の距離がとても近いように感じます。
大阪と京都間は新快速で移動したので30分くらいで到着。これ近すぎるだろ...。
そして11時半前には目的地の最寄駅である烏丸御池駅に到着。そしてヤン・シュヴァンクマイエルの展示があるという京都文化博物館にも迷わずにすぐ到着...と思いきや、なんと博物館は今日は休館日でした。美術館や博物館は月曜日が休みのところが多いということをすっかり失念してました。場所だけ調べて休館日を調べないとかアホすぎる....。


しょうがないので愛しのGalaxy Tabを駆使してそばに何かないか調べたところ、歩いて5分くらいのところに京都国際マンガミュージアムというのがあるということを知り、とりあえずそこへ行ってみることに。
場所はまったく迷わずにすぐに到着。
そして入ってみると今日は特段休館日でもないようで、普通にやっていそうだったのでさっそくチケットを購入して中を散策しました。
中に入って驚いたのは外国人の方たちの多さ。国際...と銘打っているわけですから多くても全然おかしくないのですが、でも実際にこれだけの外国人の琴線に触れて呼び込めていることにはとても感心させられました。


では展示はというと、展示というかマンガが多数展示されていてそれを好きの読めるというただそれだけの場所なんですが、でもそれって最高ですよね? 時間制限のないマンガ喫茶と言えば伝わるかも知れませんが、子どもたちだけでなく、大人も思い思いにマンガを片手に読みふけっていました。


気付けばこの中を1時間以上うろついていたことに気付いて外に出たのですが、よく考えたらもう京都でやりたいこともなかったので京都駅まで歩いて戻り、そこから電車で帰ることに。方向をおおよそ確認して歩き始めたのですが、行けども行けども駅は見えてこず、しまいにはまったく見知らず地名まで出てくる始末。
あれー?と思ってGalaxy TabGoogleマップGPSという最強のコンビで調べてみたら、完全に逆方向に歩いてきていました...。相変わらずの方向おんちっぷりに腹が立ったのですが、でもそんな自分も嫌いじゃないので2秒で許しましたがさすがに暑過ぎてもう歩きたくなくなったので、そばにあった地下鉄に乗って京都駅まで舞い戻ってきました。


駅に戻り、ご飯を食べようとウロウロして目についたのが「京都タワー」の文字と、駅ビル間を移動しようとした時にちょっとだけのぞき見えた小さな展望台らしきものの姿。飲食店がお昼時のためかどこも混んでてなかなか入れなかったこともあり、とりあえずお昼ご飯は我慢して京都タワーへといってみることにしました。
だってせっかく京都来たのに観光っぽいことなにもしてないんだもん...。


駅の地下から直接タワーに連結しているということで行ってみると本当に直結してて、しかも駅から歩いてすぐでした。近すぎる...。


エスカレーターに乗ってビル内に入ると、そこは何とも昭和な雰囲気が漂っていました。
それはまるでわたしが幼い頃に見ていたデパートや観光地のお土産売り場のもつ雰囲気が、当時吸い込んでいた空気と共にそこに残ってしまったようなそんな感じでした。来たことはないはずなのにものすごい既視感をおぼえる光景にささやかな感動をおぼえてしまいました。ここにうちの親とか連れてきたら喜びそうです。

そんな京都タワーにのぼるには、手始めに11階までのぼらないといけないらしくとりあえずエレベーターで11階へ。
上ってみると入場券の券売機と受付があったので入場券を購入。大人770円というのが高いのか安いのかはこの時点では正直判断に困るところでしたが、とりあえず払わないと何も始まらないので770円を払って入場してみました。
特別展望台までのエレベーターにはとてもきれいなエレベーターガールのお姉さんがついてきまして、京都っぽい言葉遣いで歓迎の言葉を簡単に述べてくれるのですがこれだけで770円の価値がありますね。
京都の言葉って何かよそよそしくて突き放した感じがあって上から目線な感じがしてすごくたまんないなーとか妄想してたら、あっという間に特別展望台に到着しました。


それで特別展望台を見て回ってみたのですがこれがまたびっくりするくらい狭くて、一周したことに気付かなくて二周したところで「あ!ここさっき見たじゃん」と気付きました。書いてある説明書きを読めばすぐに気付くはずですが、ちょっと油断して遠くをぼーっと眺めてたのでわかんなかったんですよね....。たしかに狭そうではありましたが、まさかあんなに狭いとは思ってもいませんでした。


ただ眺めはものすごくよかったし、他の観光系タワーでは有料の望遠鏡がタダで見放題というすばらしい環境でしたのでその点はよかったのですが、ただ見るものが無さすぎるというのは致命的でして、のぼって20分としないうちに見るものがなくなってしまってすぐに降りることになるのは残念でした。770円くらいですね、たしかに。


降りてきてからはお店でお土産を購入し、電車の時間までの暇つぶしと駅をブラブラしていたら、ジュピターという輸入食料品のお店で「キュリオスティーコーラ」というコーラを見つけました。これ、世界一おいしいコーラということでちょっと話題になったのですが、宇都宮、大宮、都内と探したのにどこにも見つけられなくて諦めていた一品でした。
まさか旅先で出会えるとは...。
そんな奇跡のような出会いに満足したので、そのまま大阪まで移動していったんホテルへと戻ることにしました。


そして夕方からはtwitterつながりで知り合ったまるたさんと一緒に心斎橋にご飯を食べに行きました。
お店は「心斎橋市場 粋家」というところですが、とても静かで話しやすいお店でしたしご飯もおいしかったです。ただ、何となく頼んだマンゴー梅酒が意外に効いてしまい、またもやお酒につぶされてしまいました。ほんとお酒に弱すぎるだろ...。
初対面にはめっぽう弱いと評判のわたしですが、まるたさんはとても話しやすい方だったのでついつい話し込んでしまい、気付いたら3時間くらいお店で過ごしました。お会いしていただけてとてもうれしかったです。
大阪最後の夜もとても楽しく過ごせました。


関西旅行の3日目も朝から晩までとても楽しい一日でした。
いよいよ明日帰るのか...。