立ち位置を知るということ

昨日、今日と六本木(赤坂?)にある東京ミッドタウンに出張してきました。
土地柄、都内への出張は比較的多いのですが、こと六本木や赤坂となると今まで行ったことがありませんでした。仕事するうえで付き合いのある会社がなかったというのが一番大きな理由ですが、プライベートでもどうもあのあたりは華々し過ぎて足が向かなかったのです。
ほら、海老蔵も土下座してたっていうし怖いじゃないですか。おれもどこかのバーで殴られて半裸にされた上に土下座させられるんじゃないかとか思うと、もう行きたくないって思うのも当然ですよね!!


そんなわけで、六本木には興味のある映画館がいくつもありまして何度も行きたいなと思っていましたが、いまだ一度も訪れたことがありませんでした。まさか最初に六本木に行く動機が仕事になるとは思ってもいなかったなあ...。


さて。
今回は2日間にわたって仕事をしてきたわけですが、短くてあっという間でしたがとてもよい経験となりました。それについて簡単にまとめたいと思います。

1. 職場というよりもオフィスという言葉がぴったりの環境にあこがれた

今回行った会社は外資系の会社だったのですが、いやはやすばらしい環境でした。
わたしは自分が働いている場所を「職場」と呼んでいるのですが、今日行った会社はもう職場と呼ぶべき場所ではないと思いました。あれこそまさにオフィスと呼ぶにふさわしい場所です。あまりにクール過ぎて自分の存在をあの場所に配置することも申し訳ないくらいかっこよかったです。
しかも、受付のお姉さんがこれまたかわいくて、生まれてこの方あんなにかわいい人をみたことがないというくらいかわいかったです。次に生まれ変わったらわたしはあのお姉さんになりたい!!

2. お金をもらうに値する知識とは何か?

私自身、自分の知識レベルを高いと勘違いしているつもりはありませんでしたが、それでもプロだと胸を張って言えるような知識を何ももっていないことを思い知らされた2日間でした。対価を得るに値する知識は何なのか?ということをずっと考えながら2日間を過ごしました。
わたしはいま何を武器に自分に対価を支払わせているんだろうかと考えた時に、なかなかその答えに至らなかったのは正直かなりショックでした。


他人にとってお金を出してでも知りたい知識、経験を身に付けるのって難しいなあ...。

3. 自分の居場所を知る

会社の中で...ではなく、世界の中で自分はどの分野でどの位置にいるのかというのを知っておいて常に意識することは非常に重要だなと。
これを受験ネタで言い換えると「全国模試で自分の順位を知れ!」ということであり、また、「学内模試には満足せずに全国模試で結果を出せ」ということでして、もっと端的に言えば会社の外で戦え!と言うことと同義です。
まずは自分がどのくらいのレベルの人間なのかを知り、そしてどこまでのレベルに達したいのかを決めるべきなんじゃないかなと。
正直、自分の現状を正確に認めるのはとても辛いことですが、まずはそこからじゃないとなにもはじまらないんですよねえ...。


そんなわけでいろいろと学びの多い出張でした。大変だったけど楽しかったです。


唯一残念だったのは、今日はマコ*1の誕生日だったのですが、出張から戻ったのが20時近かったのでお祝いの晩御飯を一緒に食べられなかったことです。お詫びに明日の夜は一緒にご飯を食べることにしていますが、よりによってこんな日に帰ってくるのが遅くなってしまって本当に申し訳ないなという気持ちでいっぱいです。
マコ、、、ごめんよ。

*1: