自らがアイアンマンだと名乗り出たトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)は、国家からパワード・スーツの受け渡しを命じられるが、これを拒否。そのため、査問会への出頭を命じられる。そんな中、トニーの存在に、憧れながらも、同時に対抗心を燃やすウィップラッシュ(ミッキー・ローク)が、アイアンマンと同様の破壊力を身に付け、モナコGPに出場したトニーの前に現れた…。
『アイアンマン2』作品情報 | cinemacafe.net
TOHOシネマズ宇都宮にて。初日レイトショーにて鑑賞。
超かっこいいロバート・ダウニーJr.が大スクリーンで観られるだけでも嬉しいのに、新しいライバルの登場やトニーの健康問題、さらには爆音で飛び回るアイアンマンやロボットたちが、一切の遠慮なく互いや建物を破壊し尽くす爽快感が味わえるすばらしいエンターテイメント作品でした。もちろんストーリー、そして映像から伝わってくるスピード感も本当にすばらしくて気付けばあっという間に2時間が過ぎ去ってしまいました。2年近く待った甲斐があったなあ...という満足感と、もっともっとこの物語を見ていたいから終わらないで欲しい...という不足感の二つの感情に挟まれながら鑑賞しました。
観終わって感じたのはこれぞ映画館の大スクリーンと大音響で楽しむべき最高傑作であるということでして、まだ観ていない人はぜひDVDで前作を復習+気分を盛り上げてから映画館に行くことをおすすめします。
今年も6月も半ばに入ったので一年も半分くらいは過ぎてしまいましたが、これを観ずして今年は始まらないですよ!!
もうこの映画に関しては口を開けば褒め言葉しか出てこないんだけど、ひとつだけおかしくて大爆笑してしまった演出があって、それは登場人物たちがパワード・スーツを着ながら顔だけ出すというものです。例えばトニーは自分の誕生パーティーにパワードスーツを着て酔いどれるシーンがあったんだけど、ここはもう必見。作品の冒頭で公聴会に呼び出されたトニーは「国防は民営化された」とか「強い俺がアメリカを守るぜ!」とか偉そうに言ってたのに、その国を守ると公言してた彼がその武器であるパワードスーツを体の部分だけ装着して顔を晒したまま酔っ払ってフラフラ倒れそうになるとかありえないでしょwと一人で大爆笑。もうマスクを被らないだけで、あんなにも笑えるものかと思うくらいおかしくてしょうがありませんでした。あれ、絶対コントだよ。
さらにそんなおかしな格好をしたハーフアイアンマン(顔だけトニー)が、パーティに来てた人たちにワインのビンを投げさせてそれを手のひらのビームで打ち落とすという遊びまで始め出すのもバカバカしくて楽しかったです。
それと前作もそうだったのですが、トニーが日常的に使うシステムの操作性というかUIがすごく魅力的でおもしろいです。
いまだとiPadとかiPhoneなどでマルチタッチが出来るのですが、それを3次元にまで拡張したような操作性がとにかく見ていて楽しくて、あんなシステムが早くできたらいいなと思いました。作品の世界観は総じて現代的なのですが、トニーの周りだけがやけに近未来的なのでトニーのすごさというか時代を先取っている雰囲気が感じられます。そうやってトニーだけ次元が違うっていう空気がうまく表現されていたのもすごく印象的でした。
なんだろう...。どのシーン思い出しても楽しかった記憶しかないなあ。どんだけアイアンマン好きなんだよ、と思うくらい楽しかったです。
ラストを見る限りでは続編もありそうなので期待して待ってます!!
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