「映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」見たよ


ラブ、美希、祈里、せつなの4人が、楽しくパジャマパーティーで盛り上がっていたある夜、突然、世界中のおもちゃが消える怪現象が勃発! これはラビリンスのしわざなのか!? そのとき突然、ラブのぬいぐるみ・ウサピョンがしゃべり出し、おもちゃが消えたのはおもちゃの国に住むトイマジンのしわざだと告げる。ラブたちはウサピョンとともに早速おもちゃの国へ――! みんなの大切なものを守るために、プリキュア奇跡の大変身! プリキュアシリーズ最新作。

『映画フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮にて。
前からハホ*1と観る約束をしていたので初日初回を観に行ったのですが、劇場に着くと予想どおり人が多くて電光掲示板に表示された席の残数をあらわす記号が既に○になっていました*2。これは席が取れないかも知れない...と半分諦めながらチケットカウンターに並んだのですが、運よく一番前の列に二席並んで取れる場所がまだ残っていたので何とか初回を観ることが出来ました。
普段、映画を観るときは中段くらいの列に座ることが多くてこんなかぶりつきで観たのは本当に久しぶりで新鮮でした。ハホは一番前というのがとても嬉しかったようで鑑賞中は終始興奮気味で観ているだけで楽しそうでした。


さて。映画版のプリキュアを観るのもこれで4作目になりますが、短時間内に物語をまとめる構成のうまさとアクションシーンの迫力は相変わらず健在で感心させられました。特に、子どもに捨てられた玩具が子どもたちに仕返ししようというストーリーを子どもたちにぶつけたのはおもしろいなと感じましたし、玩具という身の回りにあるものを主題に据えることで子どもたちがより感情移入していたように感じました。


先日観た「ファイナル・デッドサーキット」という映画の中で映画館で爆発事故が起きるというシーンがあったのですが、自分が今いるこの映画館でももしかしたら同じような凄惨な事故が起きるかも知れないと思わせることで、臨場感という言葉では伝えきれないほどとても緊張感ある展開を演出していることに感動しました。ホント怖かった...。


この演出とまったく同じだとはもちろんいいませんが、今作のプリキュアの展開もこの演出と同じように観ている人を映像の中に引きずり込むうまい演出だと感心させられました。
昔はプリキュアなんてハホが観たいから付き合うという程度の認識でしかなかったわけですが、今ではハホ無しでも観に行けるくらい劇場版の上映を楽しみにしています。名前とか必殺技とかまだちゃんと覚えていませんが、それでも十分楽しめるのはすごくいいです。
このままだと、あと4年くらいしたらわたしが大きい友達になってしまいそうです。


(追記)
そういえば、この映画の一番最初の予告が「クリスマス・キャロル」だったのですが、恐れおののく子どもが続出していたのがとても印象的でした。たしかにあの予告は大人が見ても怖いくらいだし、あそこで流すのはよくないです。
予告作品はちゃんと選ぶべきですね。


公式サイトはこちら

*1:長女

*2:残席数の多い順に◎→○→△→×だったと記憶していますが、