http://news.goo.ne.jp/article/nikkan/entertainment/p-et-tp1-061205-0009.html
昭和40年、東北の炭鉱町にフラダンスでミラクルを起こした女性たちの実話を描く「フラガール」(李相日監督)が4冠を獲得した。先生役の松雪泰子(34)が主演女優賞を受賞した。
松雪が街を歩いていると声を掛けられるようになった。「元気をもらいました、ありがとう!」。
炭鉱の娘たちにフラダンスを教えるため、東京からやってきた元ダンサー、まどかを演じた。保守的な田舎町で孤軍奮闘する姿は、男女を問わず見た人を元気にした。「『フラガール』からたくさんのギフトをいただきましたが、これが一番のギフトでした」。
ソロで踊るシーンのため、撮影前の2カ月間、バレエ、フラダンス、タヒチアンダンスのレッスンを毎日計6時間積んだ。ストイックなまでに役になりきるタイプを象徴するシーンがある。もめ事の責任を取って町を去ろうとする日、支配人(岸辺一徳)に「あんた、いい女になったな」と声を掛けられ、ポロッと涙をこぼす。台本になかったものだった。
あれだけ素晴らしい作品で堂々と主演を張ったのですから、納得の受賞です。ダンスを教える立場としての演技は相当大変だったと思います。この作品以上に素晴らしい演技が見られる日を楽しみにしてます!!