ごほうびランの日

今日は仕事をさっさと切り上げてごほうびランをすることにしました。

ごほうびランというのは何かというと「ペースは一切気にせず走り、そのとき一番気持ちのいいペースで好きなだけ走るランニング」のことです。

わたしはふだんジョグをほとんどしなくて「ジョグをするくらいなら走らない派」です。
周囲のランナーを見ているとほぼ毎日走っているけどポイント練習以外はジョグだけという人がわりと多くいます。疲労抜きジョグという言葉もわりと多くの人に使われていて、ものすごいゆっくり走ることで積極的に疲労を回復させようとしているようです。

筋肉痛になったときは黙って回復を待つよりも軽く運動した方が回復は早いと言われていますが、「二日酔いを迎え酒でやっつける」みたいな感じで「筋肉痛は動かして治す」という感覚なんだろうなと思います。

ただ、わたしはそういうのがあまり好きではないというか「休むときは休む、走るときは走る」とはっきり分けるようにしているのでそういった意味でのジョグはまったくやらず、とにかく走るのであれば足や心肺に徹底的に負荷をかけると決めています。だからキロ5分以上のペースで走ることはほぼないし、普段はキロ3分30秒〜4分30秒くらいで10〜15kmくらいのきょろをペース走、ビルドアップ走で走っています。

わたしの走力を考えるとこの練習は本当にハードでいつも走り終えるとくたくたになります。
でもそのおかげでどんどん速くなっていくというのはわかっているしだから不満はないのですが、一方で練習がハードすぎて走ることにうんざりするということも増えてきました。もちろんタイムがよくなることはうれしいのでそれが走るモチベーションになってはいるのですが、でも練習のつらさで走ること自体が嫌になっていつか走ることを止めてしまうんじゃないかというのはいつも頭の片隅にあって心中びくびくしていました。

そんなことがってさすがにこのままではよくないなーと思って考えたのがごほうびランです。

月に一度くらいは練習としてではなく、自分の好きなペースで走ることそれ自体を楽しむ機会を設けようと思って始めたのがごほうびランなのですがこれがほんとうにいいアイディアでした(自画自賛)。週に一回だと多すぎるし半年に一回だと少なすぎる。月に一度くらいがベストです。

普段のつらい練習を忘れて走ることを楽しめるので走ることがまた楽しくなります。

今日も宇都宮市の街中を気持ちよく走ってきました。



22kmを1時間56分53秒で走ったので5分18秒ペース。かなりのんびりできました。