MADOSMAを2か月ちょっと使ってみて気付いたこと

今年の6月下旬。
ずっと使っていたXperiaZがSIMを認識しなくなってしまい、データ通信が一切できなくなってしまいました。抜き差ししたり接続部の部分を清掃してみたりしてもぜんぜんよくならず、Wi-Fi経由でしかネットワークに使えない自宅専用機に成り下がってしまいました。

もともと電話としては使っていなかったので電話機能は別にどうでもよかったのですが、メールやLINE、twitterやFacebook、ブログの更新の用途では使っていたのでそれができなくなってしまうのはたいへん大きな痛手です。ただ、じゃあ新しい機種に変更しましょうとdocomoで機種変更してしまうとまたそこそこのお金がかかってしまうし、何よりもdocomoにはあまりお金を払いたくないので機種変更も修理もちょっと躊躇してしまいます。

いままでどおり外でもスマートフォンを使いたいけどdocomoにお金は払いたくない。

さてどうしようかと悩んでいたところでマウスコンピューターがWindows Phone(以下WP)を発売するというニュースを読みました。

発売日が決まったマウスの「MADOSMA」。Windows 10搭載に向けた取り組みを聞く

正確に言うとマウスコンピューターがWPを発売するというニュース自体は前から知っていましたが、発売日が決まっていてそれがもうすぐだというのは知りませんでした。このWP、名前はMADOSMAというのですが、Windows Phone 8.1が使える＋SIMフリーというのが売りでして、見た目はともかく、そのスペックにはぐっと心をひかれました。

調べた限りでは今使っているMVNOのSIMも使えそうだったので、じゃあXperiaZからMADOSMAに乗り換えようということでさっそくヨドバシカメラで買ってきて2か月ちょっと使ってみました。iOSやAndroidに飽きた人でWPに興味がある人はわりと多いのではないかと勝手に思っているので、そういう人が購入を検討する材料となる情報となることを祈ってこの2か月使ってみて感じたことを書き残しておきます。

買ってよかったと感じた点

安い
- 32,000円くらい
- スペックを考えれば妥当な価格だけど絶対値としては安い部類に入る（と思う）

セットアップが超簡単
- OSの設定はお手軽過ぎて何かしたのかおぼえてないレベル
  - 起動していくつか選択項目を選んだだけで終わった
  - モバイルネットワーク設定は本当に何もしなくてよかった（キャリアを選んだだけ）

大きさがちょうどいい
- 大きさに比してとても軽い
- モダンUIはおもしろい
  - 左右にスライドするのがとても新鮮
- 5インチという大きさは悪くないと思う
- 画面見やすい

買って後悔している点

フォントが選べない
- フォントはアプリごとの設定
- 全体共通のフォントが設定できない
  - Androidはフォントが選べた
  - Androidは選んだフォントがどのアプリでも使われていた
  - WPはほとんどのアプリが中華フォントで表示されてすごく見にくい
  - twitterの公式アプリでさえ中華フォントで表示
  - もはや殺意しかない

使い心地があまりよくない
- キーボードもほぼ選択肢なし
  - 日本語キーボードの並びがクソすぎる
  - さらにフリックの反応がめちゃくちゃ悪い
  - ストレスたまり過ぎて投げたくなる
- 裏蓋が開け閉めしにくい
  - SIMを刺したりするのに開けないといけないんだけどめちゃくちゃ開けにくい
  - 外れにくいので何度も外していると壊れそうで怖い
- 電源ボタンの位置がクソ
  - 周囲のカバーが高すぎて電源ボタンを押し込みきれない
  - とにかく押しにくい
  - がんばって押そうとすると勢い余って逆側にある音量ボタンを押してしまう
  - もはや殺意ｓ（以下略）