最近読んだ本の感想(2014/12/01〜12/15)


2014年12月1日から15日に読んだ本のまとめ

81. やさしいデザインの教科書

やさしいデザインの教科書

やさしいデザインの教科書

はじめる前に知っておきたい、デザインの基本。レイアウト・文字・カラーの基礎知識とデザインの具体的な手法を、サンプルや実例とともにわかりやすく解説。

http://www.amazon.co.jp/dp/4844363085/

Webの画面を作る前に、まずはデザインの基礎を勉強しようと手に取りました。

本書は「そもそもデザインとは?」というところから始まり、分かりやすい、伝わりやすいデザインを実現するために必要な考え方や知識を教えてくれます。センスのないわたしがそこそこのモノを作るためにはこういう基本的な部分を学ばなければならないのですが、ここまで基礎に立ち戻ってくれる本にはなかなか出会えなかったのでたいへんありがたく読みました。

机に置いておいてたまに流し読みしています。

82. ツナグ

ツナグ (新潮文庫)

ツナグ (新潮文庫)

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。

http://www.amazon.co.jp/dp/4101388814

映画を観てから原作を読んだのですが、原作も映画もすごく好きでたびたび再読しています。

「死んでしまった人と会いたい」というのは誰もが一度は願うことだと思いますが、その「もしも」が叶ったときにどうなるのかということを追体験させてくれる傑作です。読みながらいたたまれなくなったり前向きになれたりと、読む箇所によって感情があちこちに引っ張られてしまいます。おもしろい!

寒くなると不意に読みたくなります。