8月9日から14日までの6日間、夏休みを取って北東北へと行ってきました。
主な目的は(1)外ヶ浜へ行って竜飛・義経マラソンに参加する、(2)帰省の二つですが、天候やらいろいろと問題はありましたがなんとか無事に目的を遂行してきました。
8月9日(土)
朝、普段よりちょっぴり早めに起きて8時くらいに出発。
目的地は津軽半島の最北端にある青森県外ヶ浜町です。
外ヶ浜町は宇都宮から650kmほど離れた場所にあり、ナビによる予想移動時間は9時間30分でした。遠い...。遠過ぎる。翌日10日に開催される「竜飛・義経マラソン2014」に参加するために、わたしたちは今日中にここまで移動しなければならないのですが出発の際に改めて地図を眺めてみたらその長さにうんざりしてしまいました。
秋田への帰省ついでに青森にへ走りに行こうなんて軽い気持ちで大会に申し込んだのですが、うちの実家から竜飛までは直線で300kmほど、時間にして4時間ほど離れているためもはや「ついでに行く」と言える場所ではなく、むしろ秋田と青森のどっちが主目的なのかわからないありさまです。
とあれこれ言っても始まらないのでひとまず出発。移動はほぼすべて東北道の移動でした。
お盆直前の土日ということもあって高速道路はそこそこ混んでいましたが、さすがにまだ9日ですので帰省ラッシュと言うほどのボリュームでもなく、渋滞にはまることもなく移動できました。途中で鶴巣PAや阿闍羅PAで休憩を取りつつ移動して、お昼は最後のSAである津軽SAで取りました。
ここは津軽そばが有名だということなので、「津軽そば&ミニねぶたご飯セット」を食べました。
津軽そばはふつうのそばとの違いがよくわかりませんでした...。すいません。
ねぶたご飯はつがる漬けと呼ばれる松前漬けみたいなのがのったご飯でしたが、こちらはおいしかったです。
その後、青森ICで高速を降りて一路外ヶ浜へ。
途中、下北半島行きのフェリーに乗れるフェリー乗り場を見つけたのでちょっと散策してみました。
ここは灯台?の上の方まで無料でのぼれるのですが、階段がスカスカというか下が透けて見えるタイプの階段だったので怖くて上までのぼれませんでした。妻や子どもたちは喜んで上までのぼっていったのですが、わたしは階下でうろうろしていました。
ソフトクリームがおいしかったです。
その後、今日の宿泊地である眺海の森林ウッドパークへと移動。
いつもであればマラソン大会前の宿泊はホテルに泊まるのですが、今回はそういったホテルが見当たらなかったのでここのコテージを借りることにしました。一泊が4人で6000円と格安です。
荷物を置いて少し休んでから明日の会場までの道を確認するために、一度受付場所である三厩体育館へと車で移動してみました。
夕日がすごくきれいでした。
帰り道、野生のサルを観て次女が大興奮していました。
8月10日(日)
朝起きるとしとしとと雨が降っていました。
ただ、覚悟していたほどの大雨ではなかったのできっとマラソン大会は開催されるだろうということで、チェックアウト手続きを済ませて受付のある三厩体育館へと移動しました。
受付とトイレを済ませてバスでスタート地点へと移動。
今回エントリーした太宰コース(12km)は、開会式前にバスでスタート地点まで移動して、そこから走って帰ってくるというたいへんユニークな大会でして、非常によかったです。いろんな意味で最高でした。
走り終えたときにこんなおにぎりをもらいました。
変わった味でしたが、空腹だったこともあってかなりおいしく感じられました。
走り終えて閉会式+くじ引きが終わってから「青函トンネル記念館」へと移動して、遅めのお昼を食べました。
食事のあとは、この記念館にある「海抜マイナス140mにある青函トンネルの掘削跡を見学できる」という体験坑道に参加しました。
これはケーブルカーに乗って青函トンネルの工事跡地へと移動し、その中を見学して回るというイベントなのですが、閉所恐怖症のわたしでも安心して楽しめるくらい圧迫感のない場所でした。ケーブルカーの移動はかなり揺れてちょっとつらかったのですが、でもふだん見ることのできない場所に足を踏み入れていろいろと見学できたことはとてもよかったです。
ちなみに体験坑道は随時参加できるわけではなく、ケーブルカーの出発のタイミングに合わせての開催となります。
そのため、もし行く場合には事前に乗る時間を確認してから行くのがよさそうです。
終わって外に出るといよいよ台風が近づいてきたためか強風で吹き飛ばされそうな状態に。
車に乗っていてもまったく安心な気がしません....。
とりあえず今日の宿泊地である弘前まで急いで移動しましたが、風がひどくて3時間近くかかってしまいました。青森デカいな...。
8月11日(月)
朝起きると台風の影響はだいぶ消えていて風も雨もほとんどおさまっていました。
朝ごはんを食べて10時前にチェックアウトし、弘前城の近くにあった津軽ねぷた村でおみやげを買い込んでから秋田へと移動しました。
青森方面から秋田へ移動することがなかったので知らなかったのですが、秋田道って青森まで続いているわけじゃないんですね...。今回は弘前大鰐ICから高速に乗ってそのまま男鹿まで行けるかと思っていたのですが、小坂JCTで秋田道に入ったと思ったらすぐに高速を降りる羽目になりました。高速はここまでなのか...。
そこからひたすら7号を走って道の駅二ツ井まで移動。そこで二ツ井・白神ICというのが近くにあるらしいということを知ったわたしはそれに乗って五城目八郎潟ICまで移動。あとは一般道で実家へと移動しました。弘前から男鹿までも3時間くらいかかりましたので、竜飛から男鹿までは6時間から7時間くらいかかることになりそうです。
宇都宮から男鹿まで移動するのとほとんど変わらないじゃん。
到着したのが午後だったというのもありますが、親戚の家におみやげを持って行ったり近くのスーパーで買い出しをしていたりしたらあっという間に一日が過ぎてしまいました。
8月12日(火)
午前中に軽く10kmを走ってきました。
防潮水門のあたりや通っていた小学校のあたりを走ってきましたが、すごくなつかしくて気持ちよかったです。
その後、お昼ちょっと前に遊びに来た友だち夫妻+お子さんと交流を深めつつ、午後から友だち+妻+わたしの3人でラーメンを食べに行ってきました。
伊勢海老つけ麺というのを食べたのですがとてもおいしかったです。
海老っぽさをあまり強く主張するのではなく、あくまで風味づけとして利用している点はとても好感を覚えました。
夕方からは母の還暦のお祝いをするために秋田駅前にあるビューホテルに出かけました。
5月に開店したばかりということでしたが、人もたくさん入っていてとてもにぎやかでしたし料理はすごくおいしかったです。
欲を言えばもうちょっといろんな種類の料理があればいいなと思うのですが、でも十分と言えば十分かも知れません。バイキングが好きだという母が喜んでいたので、とりあえずよかったです。
8月13日(水)
お盆初日の迎え盆ということで、朝からお寺や墓を回って歩きました。
疲れた...。途中、お墓で売っていたババヘラアイスが唯一の救いでした。
なつかしいしおいしかったです。
帰ってきてから夕方までのんびりしたあとはまた走りに行ってきました。
帰ってきて少しすると近くに住む親せきが遊びにきてくれました。
従兄弟は今度結婚するそうで婚約者も連れてきてくれました。わりと近くに住んでいるので今度お祝いでも渡したいです。
今回の帰省一番の目的だったお盆を無事終えてホッとしました。
8月14日(木)
午前中は親戚の家周りや買い物をして過ごし、お昼前に秋田を出て宇都宮へと向かいました。
まだまだ帰省のUターンラッシュが始まっていなかったとは言え、ふだんの1.5倍近い時間をかけて移動する羽目になりました。
ところどころ地獄でした...。
那須塩原以降、渋滞がひど過ぎたので那須ICで高速を降りてあとはひたすら4号を走って宇都宮まで帰ってきました。
移動ってほんとめんどくさいし、時間がもったいないです。
まとめ
7月末からいろいろと休んでいたために、夏休みは例年よりもやや短く6連休でした。
ただ、長さはともかく内容はすごく充実していたので夏休みについてはまったく不満はありません。青森に行って走れたし、友だちには会えたし、母の還暦のお祝いも出来たし、お盆の行事もこなせたし十分だと思います。
ただ、心残りが無いと言えばうそになるというか、行きたかった親戚の家はまだあるし、従兄弟とももうちょっと話したかったなと思っています。魚釣りもしたかったし、寒風山に走りにも行きたかったしあと3日は滞在してあれこれしたかったです。ざんねんだけどしょうがない。
お正月は仕事が入っていて既に秋田には帰れないことが決まっているので、次に帰るのはいつになるのか分かりませんが、今回できなかったことは次の帰省で消化したいと思います。あと、来年もできれば竜飛に走りに行きたいなと思っていますが、来年もまだ走っているかどうかわからないので果たしてどうなることやら...。
とにもかくにも今年も楽しい夏休みでした。