「エンダーのゲーム」見たよ


異星生命体との宇宙戦争終結という指名を背負った少年が、過酷な戦いに巻き込まれ、葛藤しながら成長を続ける物語。少年の名はエンダー。“終わらせる者”というその名の通り、たったひとり、宇宙戦争を終わらせ、地球を滅亡から救う使命と重圧に立ち向かう――。

『エンダーのゲーム』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。

「地球の運命を背負って未知の敵と戦う」といった内容の予告を観たときは「エヴァみたいな話かな?」と想像していましたが、思っていたほど似ている話ではありませんでした。宇宙人に一度侵略されかけたことをきっかけに、再度の侵略にそなえて子どもたちの中から戦いの才能のある選りすぐりを集めて訓練するんだけど....というお話でしたが、大枠としてはとてもおもしろかったものの、個々のエピソードがとても薄くてもったいないと感じる作品でした。

ひとつひとつのシーンで描かれる内容に説得力がないというか、ストーリーの筋を追うことに終始していてその内容にまったく納得も同意もできなかったのです。たとえば主人公のエンダーが見初められて出世していくところなんかは「エンダーのすごさ」がまったく観ている側に伝わってきません。
他の登場人物ではありませんが、ただ理由なくえこひいきされてるだけにしか見えないんですよね...。


おそらく原作を一度読んで個々のエピソードが頭に入っていればこの物語の展開に不満をおぼえないのでしょうが、この映画だけでこの物語に接したわたしのそっちょくな感想を述べるととんとん拍子で話がすすむだけのつまらないお話としか思えませんでした。原作読んでから見ればよかったなと反省しきりです。



そうだそうだ。
観るまですっかり忘れていたのですが、この作品にはアビゲイル・ブレスリンが出ていました。



ひさしく観ていないあいだにすごく大きくなっていて「リトル・ミス・サンシャイン」のころの面影はもうどこへやら....といった印象を受けました。あれからもう7年もたってるんですもんね...。



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