諜報活動の一線から退き、平穏な生活を送っていた元CIAのスゴ腕スパイ、フランク(ブルース・ウィリス)と恋人のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)に、新たなトラブルが降りかかってきた。すべては、かつてフランクと仲間のマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)が関わった、小型核兵器に絡む極秘プロジェクトに起因していた。真相を探るため、フランク、マーヴィン、サラは、ヨーロッパへ。そこで、3人を待ち受けていたのは、かつての宿敵たちも関わる世界を揺るがす驚愕の危機だった。いま、世界滅亡を阻むため伝説の元スパイ=REDの戦いの火蓋が切って落とされた――。
『REDリターンズ』作品情報 | cinemacafe.net
MOVIX宇都宮で観てきました。
前作「RED」は劇場で鑑賞したのですが、勢いがあっておもしろかったなーというのはおぼえているのですが細部はほとんど記憶にありません。「登場人物全員の名前をぜんぶ言ってみろ!」と言われてもそれを果たす自信がないくらいに印象の薄い作品でしたので続編は観に行かなくても...と思っていたのですが、劇場で見かけた本作の予告がとてもかっこよかったので観に行ってきました。
まず全体としての感想はおもしろかったです。
登場人物をある程度把握しておくというか、出てくる人たちの顔と所属、あとはフランクとの関係は知っておいた方ががいいと思いますが、でもそこまでちゃんと知らなくてもじゅうぶん問題なく楽しめます。
アクションシークエンスもすごく派手でおもしろかったし、結末もハッピーですっきりしていてよかったです。
アクション関連でとくによかったのはイ・ビョンホン。彼のステキな裸体と、最強の名にふさわしい圧倒的な暴力、そしてわりとナイーブなところがあるキャラクターのギャップに魅了されました。
あと登場人物で一番気に入ったのはヘレン・ミレン演じるビクトリア。
上品な顔立ちと残虐極まりない行動、嗜虐的な発言のギャップがたまりません。
唯一ざんねんだったのはアンソニー・ホプキンスお爺ちゃんがいまいち活躍してなかったところでしょうか。
役柄としてはすごく重要な立ち位置にはいたのですが、そのわりに活躍する場面がないままラストまでいってしまったような気がしてとてもさみしかったです。個人的には飛行機の中で神経ガスを使うところがハイライトでした。
(感想リンク)
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