「ダイ・ハード ラスト・デイ」見たよ


ロシア連邦の首都モスクワ。疎遠になっていた一人息子・ジャック(ジェイ・コートニー)と共に、ジョン・マクレーンブルース・ウィリス)はシリーズ最大の難関に立ち向かうこととなり…。

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮で観てきました。


過去のシリーズはぜんぶ未見ですが、先日観たばかりの「ムーンライズ・キングダム」のブルース・ウィリスがすごくよかったので、彼の主演作であるこちらもなんとなく観たくなってしまい、ついつい観に行っちゃいました。車の上を車で走ったり道を逆走したりとやりたい放題のカーチェイスの末にコンクリートの土管に突っ込んでみたり、ボタン一つでガツンと敵を吹っ飛ばしたり、飛び立とうとするヘリコプターに飛び乗ってみたりとどのシーンもはっちゃけているので観ていてすごい楽しいんです。


っていうか、いくらタイトルがダイ・ハードだからって言ってもこれはさすがに死なな過ぎですよ...。

おれだったら6回は死んでるわ....と心の中でツッコんでしまいました。親子そろってタフすぎるし、あれだけ血まみれになっても縦横無尽に走り回るマクレーン親子の元気さにゲンナリしました。


ただ、途中*1から、展開にメリハリがないというかやや面白味に欠けるなと感じる部分はありましたが、アクション映画としてはおおむね不満のない作品でした。


そういえばシリーズ4作目となる本作はシリーズのファンからはわりと不評なようでして、公開直後から「こんなのはダイ・ハードじゃない」とか「あえてダイ・ハードのシリーズにする必要がない」という意見を多く見かけました。過去の作品から期待していた路線と違っていたのであればその評価もやむを得ないと思うし、過去のシリーズの内容(観たわけではないので伝聞とかネットの情報で知ったものですが)と本作の内容を比較するとたしかにそういった評価をくだされてもしょうがないのかなとは思います。


でもわたしがこの作品をおもしろかったと書いたときに「こんなのはダイ・ハードじゃないのでちゃんとシリーズの最初から観てからおもしろいかどうか判断してほしい。」(超意訳)という意見をいただきまして、ああなんかそういうのめんどくさいなと。シリーズをとおして観なくてもこの作品単体で観ておもしろかったんだからそれでいいじゃんって思ったし、なんか「こんなのをダイ・ハードだと思ってもらっちゃ困る」みたいな感じで言われてもなあという気持ちになったんですよね。

過去の作品をふまえたうえでこの作品の立ち位置を批評したいとかそういう人なら過去の作品も観ておくべきなんでしょうけどね。


公式サイトはこちら

*1:ホテルでだまされたあたり