「パラノーマル・アクティビティ4」見たよ


2011年11月、閑静な住宅街に住む一家。ある日、隣人が引っ越してきてから、原因不明の謎の現象が起こり始める。高校生のアリスは、ホームビデオやモバイルPCを使いながら、この奇妙な現象を記録することに。ある日の夜、アリスはテレビ電話で部屋を撮影しながらボーイフレンドに状況を伝えていた。画面はが窓の外へと移ると、家の前で不気味にたたずむ一人の少年の姿が…。

『パラノーマル・アクティビティ4』作品情報 | cinemacafe.net

MOVIX宇都宮で観てきました。


前作「パラノーマル・アクティビティ3」を観た時に、シリーズを追うごとに面白くなるわけでもなく、ストーリーの大枠もほとんど変わらずに同じようなことが繰り返されることに嫌気がさしたわたしは「もうこのシリーズは観なくてもいいや...」とハートブレイクしたことは記憶に新しいです。

たった一年前にそんな痛い目を見たはずなのですが、のど元過ぎれば熱さ忘れる系男子たるもの一年経ったらその痛みすら忘れてしまうわけでして「今度こそおもしろいかも!」と田中文科相並みにあっさり前言撤回して観に行ってきました。


今作ではカメラが定点カメラではなく、PCやスマートフォンWebカメラになったいたのが印象的でした。こういった時代の空気を取り入れているところはわりといいと思いますし、その取り入れたものの使い方もすごく自然でよかったです。電話をするよりも、WebカメラをつかってSkypeで顔を見ながらボイスチャットした方が安いし、楽しいですもんね。そうか、そうか。


と、34歳のおっさんは10代カップルの微笑ましいやり取りに感心しつつ、それ以外は特に変わり映えのしないいつものパターンで繰り広げられる悲劇をのんびりと眺めて楽しみました。


上述以外にも観客を怖がらせる工夫があって過去の作品よりもおもしろくはなってると思うんだけど、もう暴れん坊将軍並みに起承転結がきっちりと固まってきて、全体の流れではワクワクしにくいんですよね。

とりあえずまだまだ続ける気でいそうなラストを観ながら、次の作品が出たらまた観にきちゃうんだろうな...と思ったのでした。


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