昨日twitterで「ヒックとドラゴンが超おもしろい!」という話で盛り上がったので、いてもたってもらいられなくなった私は仕事帰りにDVDを借りにいくことにしました。と、仕事帰りとは言っても普段とおる帰り道の途中にDVDを借りられるお店はありませんので、いつもとは別の道をとおってお店まで歩いて行き、そそくさと「ヒックとドラゴン」と「ティンカーベル」3作のDVDを借りてきました。
「ティンカーベル」は2作目までは劇場公開されてて観ていて2作共に大好きだったのですが、3作目からDVDスルーになってしまいまして、まだ観てなかったんですよね。で、せっかくなのでシリーズをとおしてみてやれ!ということで3本借りてまいりました。いまさらですが、「ティンカーベル」は最後まで劇場公開して欲しかったなあ...。
そしてもうひとつ明後日のライジング公開の前に「バットマンビギンズ」も観たかったので借りたかったのですが、残念ながらすべて貸出中ということで借りられず、がっくりと肩を落として涙ながらにお店をあとにしたのはここだけの話です。
さて。
観たかったDVDを借りられたのでホクホクしながら帰途についたのですが、途中、近道をしたかったので住宅街の中を歩いて帰ることにしました。既に日も沈んでいてあたりはだいぶ暗かったので、すわ不審者と思われないようせいいっぱいキリッとした顔をして歩いていたのですが、ふとあたりにいろんな家の音や匂いがただよっていることに気付きました。
晩ごはんと思われる食べ物のにおいや蚊取り線香のにおい、あとは仏壇がある家なのかお線香のにおいがしてくるところもありましたし、あちこちの家からは談笑する声やバタバタと家の中を走り回る音も聴こえてきました。
そしてそんなふうにいろんな匂いや音に囲まれていたら、まるで住宅街全部がひとつの家として機能していてそこにお邪魔しているようなそんな気分になってしまったのです。
おそらく夏になると窓やドアを開けておいたりすることが多いから音やにおいが漏れたのかなと思ったり。
わたしは夏の夜の空気や雰囲気がすごく好きで、たとえば「いちばんきれいな水」という映画がありましてさほど見どころのない作品なのですが夏に徘徊するシーンがすごくよくてその一点だけでわたしにとっては忘れられない作品になっています。なんか夏の夜って特別な感じがするんですよね。
いままではなんで夏の夜がいいのかというところをうまく言語化出来ていなかったのですが、夏の夜のよさって「あたり一帯が一体になって感じられる空気」なのかなと思ったのでした。何かぼんやりと歩いているだけですごく幸せな気分になるんですよね。
捕まったり職務質問されない程度にまた夏の夜を満喫するためにうろうろと徘徊したいです。
ちなみに「ヒックとドラゴン」は帰ってすぐ観ましたが超面白かったです。傑作過ぎて観終えてすぐBDを買いました。
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