「プリンセス トヨトミ」見たよ


国家予算が正しく使われているかを調査する会計検査院の精鋭3人が、1615年の大阪夏の陣で断絶したはずの豊臣家の末裔が生きており、大阪の男たちが400年もの間、その秘密を守り抜いてきたという真実を知ってしまったことから事件が発生。大阪の公共機関や商業活動など、あらゆる機能が停止する事態へと発展していく――。史実を徹底的に調べ上げ、歴史に裏打ちされた緻密な構成と個性的な登場人物たちが織り成す絆を描いた物語。万城目学のベストセラー小説を映画化。

『プリンセス トヨトミ』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮にて。


綾瀬はるかのおっぱいの揺れ方がすごくてそれしか記憶に残っていません....。



というのは半分冗談ですが半分は本当でして、もうこれは「おっぱいバレー」に続く綾瀬はるかのおっぱい映画第二弾と申し上げてもよいのではないかと思ってしまう作品でした。絶対意図的だよな...あの撮り方は。


さて。
そんなことばかり書いてもしょうがないので作品の内容について書きますが、枝葉のおかしな点に目をつぶればそれなりに楽める作品でした。冒頭を観ただけで読めてしまう分かりやすい箇所と、まったく予想もしていなかったサプライズな箇所がバランスよく練り込まれていて観ていて飽きにくいと感じました。
ただ、そうは言っても整合性が取れていないとか納得できないところばかりがどうしても目についてしまい、そういった部分に足を引っ張られる形で作品に対する印象は冷めたものになっていったのです。そして、そんな反応を示してしまう自分にちょっと嫌気がさしてしまったのです。


自分でいうのもなんですが、わたしのいいところは「対象の悪いところよりもいいところに目を向けられる」というところにあります。
欠点だらけのものがあってもなるべくいいところを見つけようと努力するところがわたしのいいところだと思っていたのです。よほど腹に据えかねたものに対しては別ですが、正直わたしに褒められないものはないと思っていましたが、どうもこの作品を観ながらそういう気分になれなかったのです。
いい部分があるのは分かるけれど、どうしても嫌なところばかりが目についてしまったのです。


この作品のいいところを認められない自分のことが嫌いになりました。


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