「ハードロマンチッカー」見たよ


山口県下関。在日韓国人2世のグー(松田翔太)は高校を中退しフリーターをしている。幼い頃から顔なじみの暴力団組員(真木蔵人)に物騒な物を押し付けられたり、下関署の刑事(渡部篤郎)に絡まれる日々を送っていた。若者たちの行き場のない暴力が蔓延するこの街で、その喧騒に巻き込まれながら、グーは国籍ではなく自分のルーツを基点に自身の周囲にある善悪について考えていく…。

『ハードロマンチッカー』作品情報 | cinemacafe.net

MOVIX宇都宮で観てきました。

欲しいモノはすべて力ずくで手に入れようとするたいへんバイオレンスな人たちが山のように出てきて暴れまわり、さらにかわいい女子もたくさん出てきてそのほとんどがおっぱいモロだしか下着姿をさらされていました。こんなにおっぱいが出てくるのは、去年観た「GAMER」以来でして、わたしは中学生男子のように興奮しながらおっぱいや下着姿に見入ってしまいました。


そんなわけでエロと暴力満載の痛くていかがわしい内容が盛りだくさんの作品でした。


ただ、実をいうと、わたしはおっぱいとか下着姿のかわいこちゃんは好きなんですが、あまりに過激な暴力・性描写のある作品が好きではなくてどちらかというと苦手な部類に入るんですよね...。特にレイプのシーンや女性がボコボコになぐられるようなのは割と本気でダメなんですよ。娘が生まれてからはなんかこう、重ねそうになっちゃって無理なんです。
ただ過剰なシーン以外についてはこの作品くらいぶっ飛んだ内容であればもういっそ清々しいというか、こういうものだと割り切って鑑賞できたのでそれなりに楽しむこともできました。好きではないですけど。


そんなわけであまり深く考えずに眺めているだけであれば過激なシーンと破天荒な展開でそれなりに楽しめるのですが、一方でちゃんとお話の流れを追い出すと途端にそのほころびが気になってしまいました。
特にストーリーラインやいくつかのシーンには首をひねらずにはいられない感じでして、いくら内容を整理して組み立てて理解しようとしてもガタガタと崩れてしまうんですよね...。


そこを気にしてしまうのか、それともそんなことはこの作品の魅力に比べたら大したことじゃないと割り切れるか。
そこがこの作品をいいと評価できるかどうかの境目のような気がしました。


あと、キャストはすごくよかったと思います。


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