「相棒-劇場版Ⅱ」見たよ


日本警察の要所・警視庁本部内で、田丸警視総監(品川徹)をはじめ各部の部長12名を人質とした人質籠城事件が発生! この事件にいち早く気が付いたのは警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と神戸尊(及川光博)だった。犯人からの要求がないまま時間は過ぎていく状態に、右京は、鑑識の米沢守(六角精児)や元特命係の陣川公平(原田龍二)の協力を得てある奇策を決行する。

『相棒−劇場版II−』作品情報 | cinemacafe.net

宇都宮ヒカリ座にて。
テレビドラマは一切観たことがないのですが、前作の劇場版があまりにおもしろかったので続編も超期待していました。本作は、その大き過ぎる期待どおり、というよりもむしろその期待以上の作品でした。ストーリーの流れは大体予想できるくらいわかりやすいのに、なぜかまったく目の離せないおもしろさは素晴らし過ぎます。
ドラマ未見なのにこんなに楽しめるなんてすごい!


公安全否定なストーリーや躊躇なく殺されていく登場人物たちにも驚かされましたが、今作で一番すごいと感じたのはよどみなく紡がれるストーリーテリングのうまさ。緩急をつけて進むストーリーやその抑揚の絶妙さのおかげで、2時間まったく目が離せないくらい引き込まれてしまいました。
何を語るかももちろん大事ですが、いかに語るかもそれ以上に大事だというよい例としてぜひこの作品を挙げたいと思います。


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