「変態仮面 アブノーマル・クライシス」観てきた

前作がたいへんおもしろかったので続編も期待して観に行ってきました。
期待していたとおりとてもおもしろかったのですが、公開してから一か月くらい経っていたせいなのか劇場にはあまり人はいなかったのがちょっと残念でした。観たい人はもう観ちゃっただけかも知れませんが...。



愛子のパンティを被って変態仮面となり、悪と戦う狂介。しかし、狂介と愛子の思いは徐々にすれ違い、愛子は狂介にパンティを返してもらうことに。同級生の真琴正は、気付かぬうちに愛子を傷つける狂介を、憎しみの目で見つめていた。愛子のパンティを失った上、世界中からパンティが消えるという事件が発生し、絶体絶命に陥る変態仮面の前に、最強の敵が出現する。

HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス : 作品情報 - 映画.com

ストーリーは正直どうでもいいというか、すいません、どうでもいい内容ですとしか言いようがないです(笑)
前作で倒したはずの敵が復活して変態仮面へのリベンジをしようとするという以上の話ではなくて、そこに付随するさまざまなエピソードを実写でどう見せるのか?というところが見どころなのです。「くだらないなー」と言ってしまえば本当にそれまでのものなんですが、そのくだらないもののために全力でみんなががんばっているのがめちゃくちゃおもしろくてその突き抜けっぷりには感動すらおぼえました。

そういえば、前作はチンコと言いすぎたせいでレイティングがPG12になってしまったそうなのですが、今作はレイティングにも配慮してより幅広い年代の人が見られるようになったのが売りだと聞いていました。たしかに実際に観てみると作品全体の作りがやや真面目というか、ネタ的には前作とあまり変わらなくて下品なものもたくさんあったものの、前作はとにかくふざけてる作品というイメージでしたが、今作は「マジメにふざけてるな」という印象が強く残る作品でした。