久々の雪道運転

わたしには昔から自らに課しているひとつの制約がありまして、それは「雪が降ったら車には乗らない」ということです。
そう決めている一番大きな理由が「スタッドレスタイヤに変えてないから...」という非常に消極的な理由なのですが、秋田生まれ秋田育ちのわたしは雪道の運転の怖さは重々承知していますので、わたしの能力を冷静に分析して雪道は運転すべきではないと結論付けたのです。
わたしの名誉のためにも一応申し上げておきますが、わたしは山形で11月から1月という雪が降る中で教習所に通っていたために雪道の運転が出来ないわけではありません。山形市内の雪が積もったりテカテカに磨き上げられた道路を練習して卒研を合格したのです。
そうそう、路上研修で思い出したのですが、研修中に凍った坂で坂道発進しようとしたらタイヤがキュルキュル滑ってしまい、「いやー、わたしの気持ちみたいに空回りしちゃいましたー、ははは」と笑ってごまかそうとしたら、教習後に教官が「こいつの車には乗りたくない」と半分涙目半分真顔で抗議されたこともありましたが、でもまあそのくらいはよくあることじゃないかと思ったりしています。


さて。
そんな約束事を長いこと守り続けてきたのですが、今日の夜はどうしても映画が観に行きたかったのでわずかに雪が降っていたものの道路には大して積もってもいなかったのでMOVIXへと車で出かけてました。夜も更けたら雪が止んで道路には何も残っていないというのがいつものパターンなのでそれを期待していたのですが、12時過ぎに映画を観終えて外に出てみたら来たとき以上に吹雪いており、車は雪に隠れてしまっていました。
宇都宮に住んで8年が過ぎましたが、こんなに降ったのは初めてかも...。


このまま待っていてもしょうがないので、雪を手で払いのけてあとは滑らないように細心の注意を払いながらノロノロ運転で帰ってきました。わたしもずいぶんとのんびり走ったつもりでしたが、他の車はわたしよりもさらにノロノロ運転を心がけていて道路は10台くらいの車が団子状態でクラスターになってしまっていました。
この状態はこの状態で危なそうですよねえ。


とりあえず無事に帰ってきたのですが、雪道は滑るし進まないしで大変なことづくめなので、明日からは雪道では決して運転しないという指針を固く守って生きていこうと思います。
ひとまず明日の朝までにどのくらい積もるのか楽しみです。そして飛び石連休の合間となった明日は、この雪の影響もあって多くの人が休むんじゃないかという気がしてきました。わたしも先週風邪で休んでいなかったらぜひ休みたいところです。