スピッツが好き


3連休最終日の今日は千葉まで走りに行ってきました。



この3連休はとにかくいろいろと予定を詰め込んでしまいまして、土曜日はマラソンで日曜日は自転車の大会、そして今日はマラソン大会と中学生の部活のようなハードな3日間となりました。最初の2日間は子どもたちも会場まで付き合わせたのですが、さすがに3日目も付き合わせるのはかわいそうだということで今日の千葉行きはわたし一人で行ってきました。


今日行ったのは千葉県花見川区の検見川という場所なのですが、宇都宮からだととにかく行きにくい場所にあります。

ちょっと分かりにくいのですが、たとえば経路検索で車の移動ルートを調べると首都高→京葉道路経由で行くことをおすすめされるのですがそれだと2時間30分くらいとわりとすぐに着くものの高速代が4,000円くらいかかってしまいます。じゃあ一般道で行くとどうなるかというと3時間以上は余裕でかかります。しかも道がやたらと分かりにくくて迷わない自信がありません。

うちのカーナビ、データが古いから変な道すすめてくるだろうし...。

じゃあ新幹線と電車は?と調べてみたら乗り継ぎが多くて荷物を抱えて移動するにはちょっと厳しそうだしそもそも高いんです。
往復で1万円以上はかかります。


結局どれもいまいちだということであれば、一番安上がりな一般道で行くかと今日はひとりでロングドライブを楽しんできました。


さて。
ふだん家族で移動するときは子どもたちから「アナと雪の女王」のサントラをかけてくれというリクエストが飛びまして、この10か月くらいは車の中で聴く音楽はほとんどがこのサントラです。


Frozen (Deluxe)

Frozen (Deluxe)

  • アーティスト: Idina Menzel,Kristen Bell,Jonathan Groff,Josh Gadd,Demi Lovato,Robert Lopez,Kristen Anderson-Lopez
  • 出版社/メーカー: Walt Disney Records
  • 発売日: 2013/11/25
  • メディア: CD
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いくらいい曲ばかりでもさすがに飽きてきたというのが率直な感想なのですが、子どもたちが喜んでいる限りは聴く羽目になりそうです。

ところで、うちで所有しているサントラは英語版ですのでざんねんながら「ありのーままのー」とは歌いません。
なんで英語版?と思われそうですが、「やっぱり英語でしょ」とかっこつけているわけではなく、映画公開のずいぶん前に欲しくなってしまったために既に公開されていた英語版のサントラしか売っていなかったというのが答えです。決して英語版の方が安かったからというわけではありません(真顔)。

そんなわけで楽曲はとうぜんぜんぶ英語なのでまともに歌えないはずなのですが、子どもたちはそこに日本語の歌詞をかぶせて歌っていたりします。英語の歌に日本語訳をかぶせて歌うところにたくましさを感じてしまうわけですが、見ようによっては日本語版のサントラを買ってもらえず英語版のCDでごまかしている貧乏な家庭みたいでちょっと切ないです。


そんなわけで車の中ではアナ雪のサントラ漬けにされていたのですが、今日はめずらしくわたし一人で移動ということでいまとりわけ聴きたいものをチョイスしてまとめて聴いてみました。聴いたのは以下の7枚。


(アルバム名)

  1. 名前をつけてやる
  2. 空の飛び方
  3. インディゴ地平線
  4. ハチミツ
  5. スピッツ
  6. フェイクファー
  7. Quarternote

高校生で初めて聴いたときにファンになって6年くらいずっとおいかけていたのですが、花鳥風月あたりからちょっと違うなあと思い始めて、ハヤブサで自分の好みではないとはっきりと自覚して聴かなくなってしまいました。「魔法のコトバ」なんかはすごく好きなんですが、当初のようなアルバムすべてを受け入れたくなるほど好きにはなれなくなってしまいました。

スピッツの音楽が変わったというよりも自分が変わったんだろうなという気がしています。

そんなわけでわたしの中ではフェイクファー以降の楽曲にはあまり思い入れがないというかCDも持っていないので聴く機会もありません。
ま、それはそれとしてひさしぶりに大好きだったスピッツを聴いてみましたが、しばらく聴いてなくても歌詞がすらすらと出てくるんですよね。

どれも最高だな!とひとり興奮しながら運転していましたが、せっかくひさしぶりに聴いたのでとくによかった曲をリストアップしておきます。

名前をつけてやる

名前をつけてやる

名前をつけてやる


すごく好き!というほどの曲はないのですが、平均点は一番高いアルバムだと思います。

ミーコとギター


高校のときの同級生にみいこちゃんという子がいたのですが、この曲を聴くたびに彼女のことを思い出します。
# かわいかったけど好きだったわけではないです

胸に咲いた黄色い花



メロディも好きですが、どことなく寂しい歌詞も大好きです。


空の飛び方

空の飛び方

空の飛び方


空も飛べるはず」がドラマの主題歌になったことでやたらと売れたアルバム。
わたしもこのアルバムが初めて買ったスピッツのアルバムですが、「空も飛べるはず」よりも「青い車」でハマりました。

恋は夕暮れ

動画がなかった...。

青い車

メロディももちろん好きなんですが、歌詞のテンポがとにかくすばらしいです。大好き!


インディゴ地平線

インディゴ地平線

インディゴ地平線

ちょっと他のアルバムとは印象が違うのですが、それが違和感ではなく作品の魅力に転嫁されているすばらしいアルバム。
個々の楽曲はともかく、アルバムトータルとしては1,2を争うくらい気に入っています。コンセプトアルバムっぽさがあります。

初恋クレイジー

出だしのピアノを聴くだけでグッとくるくらい好きです。

夕陽が笑う、君も笑う

元気の出ない夕方に聴くと一気にテンションが上がります。

チェリー

春先に聴くとたまらない気分になります。

ハチミツ

ハチミツ

ハチミツ


有名なシングル曲が入っているので知名度はあるものの、全体としてはすごく印象の薄いアルバム。
ただ、個人的にはスピッツの楽曲で一番好きな曲が入っているのでなんだかんだでかなり聴いています。

愛のことば

じわじわきます。

君と暮らせたら

数あるスピッツの楽曲の中で一番好きな曲。


スピッツ

スピッツ

スピッツ

メジャーデビューアルバムですが、この時点で名曲が入っています。

死神の岬へ

フェイクファー

フェイクファー

フェイクファー

大好きな楽曲がたくさん入っているのでそれだけでも十分なのですが、このケースの女の子がかわいくてちょっときゅんとします。

冷たい頬

切ない、切なすぎる。

フェイクファー

スピッツのアルバムは最後の曲が最高なんですが、この曲もまたその例にもれず最高です。
「君と暮らせたら」とこの曲がわたしにとってスピッツの好きな曲トップ2で完全固定です。

    • -

そして実は上で挙げたアルバムの中で一枚だけスピッツではないものが混ざっています。
この「Quarternote」は小谷美紗子のベストアルバムでして20代半ばに一番聴いていたアルバムです。わたしはすごく好きなんですが、マコ*1が「歌詞が暗すぎて気が滅入る」と言っていい顔をしないので一人でいるとき以外はなかなか聞けません。せっかく今日は一人なんだから、ということでこちらも聴いたのですがよかったです。

Quarternote

Quarternote~THE BEST OF ODANI MISAKO 1996-2000

Quarternote~THE BEST OF ODANI MISAKO 1996-2000

火の川


傑作という言葉を使いたくないのですが、でもこの楽曲はまさに傑作と呼ぶべき作品だと思います。
すばらしい。とにかくすばらしい傑作です。

ちなみにわたしが結婚式を挙げたとき、会場までの移動中ずっとこの曲をかけていました。なんでそんなことをしたのかはおぼえていませんが、このときに聴く曲はこの曲以外考えられませんでした。

*1: