子どものしぐさ

たしか以前読んだ「少し変わった子あります」だったと思うけど、他人がご飯を食べる姿はあまり見ていて気持ちのよいものではないということが書いてあったのをよく覚えています。


少し変わった子あります (文春文庫)

少し変わった子あります (文春文庫)

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たしかに自分が何かを食べている姿を見るのはとても嫌だし、他人の食べている姿というのも積極的に見たいとは全然思わない事実を受け止めるとそういう答えになるのも当然のように感じられます。


話は変わりますが、今日のお昼にハホ*1とアオ*2を連れて公園に遊びに行ったのですがこのときにアオがものすごく泣いたのです。どうやら彼女はわたしに抱っこして欲しかったらしいのですが、虫取り網と虫かごを持った状態で抱っこできるはずもなく、一緒に並んで歩こうとしたらそれはもうものすごい勢いで泣かれてしまい、私のほうが泣きたくなる始末。しばらくがんばってあやしてみたもののどうしようもないようなので、やむを得ず虫かごと虫取り網を抱えながらアオを抱っこするという荒業を披露したのですが、ものすごく重いし疲れるしで散々な目にあいました。
あー、もう絶対アオを公園に連れてこねーよとか憤っていたのですが、目に涙を浮かべながら帰りがけに買ったサンドイッチをモフモフ食べている姿がとてもかわいくて、しょうがないからまた連れてきてやるか...とか思ったのでした。


いったい何を言いたかったのかというと、子どもが食べ物を食べる姿というのは大人のそれと違ってすごくいいんです。自分の子どもじゃなくても、一生懸命食べ物に向かう姿にはグッときます。
そして、食べている姿がかわいい年齢とかわいくない年齢の境目というのはいったい何歳くらいにあるのかということがとても気になってしまいました。

*1:長女

*2:次女