転職のタイミング

増田の記事が元で盛り上がっている転職の話題ですが、最初に記事を読んだ時にはこんなに盛り上がるとは思わなかったなあ...。

「こんなところにいて時間の無駄じゃないか」というプッシュの気持ち(=出たいという気持ち)だけで飛び出すのは確かにリスクが高い。今の職場がなまぬるいなら、決意が固まるまでの間は、それを利用して自分なりの勉強をするなり、会社の外の人に会うなり、何か手を動かして作ってみるなりすると良いと思う。そんなことをしているうちに、「どうしてもこの人と働いてみたい」「どうしてもこんなものを作ってみたい」というプルの気持ちがはっきりと表れて来たら、迷う必要もなくなる。

Life is beautiful: 転職におけるプッシュとプルと

「時間の無駄じゃないか...」と思う気持ちの影に見え隠れするのは、「若い時の苦労は買ってでもしろ」という思想にあるような気がします。つまり、新人の時にいろんな苦労をしてそれを乗り越えておいた方が自らの成長に繋がるという事を信じるかどうか。その信仰の違いにあるような気がするのです。


だって、そんな成長思考や危機意識を持たない人間は、そもそも楽な環境にいることに不満なんて持ちません。今が楽だからいいやという程度の意識しか持っていません。その部分だけでもこの元増田には成長するのりしろがあるんじゃないかなと感じます。
もちろん思うだけで行動しなければ全く意味はありませんが、人に教えられる事無く自発的に危機意識を持てるというのはそれだけですごくいいじゃないかなー、なんて思います。


あとはプルの気持ちが持てるような出会いを求めて、行動を始めればいいんじゃないかな。
と自分にも言い聞かせて、若くはない俺も頑張るぜ。


[追記]
元記事へのリンクも貼っておく

新卒で入社して一年