映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝


ある日、のび太が裏山で小さな苗木を拾ってきた。家で育てようとそれを持ち帰ったが、ママに庭には植えてはダメだと言われてしまう。そこでドラえもんは、苗木を植えなくてもいいように“植物自動化液”をかけた。すると苗木は、人間のように動き出し、さらに読み書きをしたり、考える力までもつようになった。 “キー坊”と名付けたその苗木を大事に育てるのび太だったが、キー坊はある秘密を抱えていた…。

『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』作品情報 | cinemacafe.net

MOVIX宇都宮にて。
待ちに待った2008年の映画ドラえもんがいよいよ公開!!
と、いうわけでハホ*1を連れて観に行ってきました。
やはり初日ということで館内は混雑していました。子連れがたくさん...。普段の土曜日午前中の状況と見比べてみると別の映画館みたいです。予想以上の混雑でした。


そして中に入って座席に着くと、一番広い8番シアターはほぼ満席状態。先日の撮影会ではもしかしたらドラえもんは人気が無いの?...なんて思ったりしましたが、改めてドラえもん人気のすごさを感じました。


さて。今作は以前短編にちょっとだけ出てきていたキー坊を改めて取り上げ、植物と人間の共生をテーマに描かれたストーリーでした。
自然を破壊する人間に怒る植物星人たちが罰を加えるというものでして、比較的(特に前作・前々作と比べて)難しかった印象を受けました。特に緑の巨人が復活した後半以降は駆け足過ぎてちょっと説明不足のように感じました。何となく分かるとは言え、少々残念です。


それでも要所要所に散りばめられた笑えるシーンや、ドラえもんの道具を使ってピンチを潜り抜けるシーンはどれも楽しくてさすがだなと思わずにはいられませんでした。登場人物の声や作画がどれだけ変わろうとも、このドラえもんらしさという根幹の部分はこれからも変わらないで欲しいです。


そして、今回も例年同様に最後に来春も新作公開されるというメッセージが表示されました。これを観るとこれから一年頑張って来年も見ようなんて思ったりします。
年単位のスパンで楽しみに待てる何かがあるのってすごく幸せことだよね、なんて話をハホとしながら映画館をあとにしました。来年はどこの映画館で観られるのか分かりませんが、すごく楽しみに待っています。


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*1:上の子