物足りなさ


最近、映画を観る量が増えてきました。
以前は週に2本見れば満足してたけど、最近は2本見ただけじゃ物足りなくてさらに数本見たいと思ったりするのです。


こんなふうになったのはいつくらいからだろうと考えてみると、宇都宮テアトルが無くなった1月下旬くらいから見る本数が劇的に増えていることがわかりました。
それまでは月8本ペースだったのに、今は月に15本ペースです。2倍になっているし、数にして2日に1本のペースです。
自分でもこれはさすがに見過ぎだと感じるのですが、どうしたって週2本程度じゃ物足りないのです。見た気がしないというと言い過ぎですが、でもこのくらいの表現が一番しっくりきます。


理由はたぶん一つ。単館系作品がなかなか見れていないという点にあると思います。


あくまで私の好みの問題なのですが、より多くの人に受ける事を目的に作られた欠点の少ない全国公開系の作品よりも、多少欠点があっても何か目立つ部分のある単館系の方が「映画を見た気分」にさせてくれるのです。
こうやって改めて見てみると、きっと、私が感じる「映画らしい映画」とは単館系の作品なんだろうなと思うのです。それを見る機会が減ったために、映画を見た気になれずにいるのです。


現在市内にある映画館3つのうち、シネコン(MOVIX宇都宮とTOHOシネマズ宇都宮)は基本的には単館系は上映しません。この2つの映画館に比べれば、ヒカリ座は比較的単館系も上映してくれる方ですが、さすがに宇都宮テアトルが守備範囲にしてた部分を全て網羅してくれるわけではなく、あくまで独自路線です。ヒカリ座は私個人の趣味とはちょっとずれてる部分があってそこが新鮮でよいのですが、たまにはど真ん中ストライクの作品も上映して欲しいなと思うのです*1


映画館が無いんだからしょうがないんだけどね。。。

*1:そこらへん、宇都宮テアトルは本当に完璧なセレクションだったよなあと感心せずにはいられないのです