映画の代償

今日は久しぶりに午前中から映画を観に行くことにしました。
現在、宇都宮市内のシネコンは軒並みお休み中ですので、今日はオリオン通りにある宇都宮ヒカリ座に「瞳の奥の秘密」を観に行ってきました。去年の9月くらいに都内に観に行こうと思ってた作品なのですが、都合が悪くなっていけずじまいでした。実は既に先月DVDが出ていますが、やっぱり映画館で観るべきしょと張り切ってヒカリ座に行くことに。


ところが。
この3連休は関東バスがガソリンの供給不足を理由に路線バスをかなり減らしており、わたしがいつも利用する路線でも1時間に1本とかなり少なくなっていました。バスを待つのも面倒だし、しょうがないから3kmくらい走って行くか!と自らを奮い立たせて映画館までひとっ走り。
格好もジャージではなく普段着だったため、正直ひとっ走りと言っても全然楽じゃなくてかなり頑張って走って何とか上映時間の5分前に到着。予想していたよりもかなり疲労...。


10日ぶりの映画にかなり興奮していましたが、映画自体も期待以上に大変面白くて最後まで目を離せないすばらしい傑作でした。
実はこの作品はもうDVDが出ているので、興味がある人はぜひぜひ。これは誇張抜きにしてすごい作品。参りました。
あと、上映中に急に電話で話し出すおばちゃんがいてこれまた参りました。「いま映画中だから電話出れないから!!」と叫ぶおばちゃん。いやいや電話出てるし...。


さて。
映画が大変面白かったことに気をよくした私は「このまま那須塩原まで映画観に行っちゃうか」と思い立ち、その足で宇都宮駅へ。
今思い出してもなぜそんな決断をしたのか分からないのですが、勢いと言うのは素晴らしいものでして思いついて2秒で決断してしまいました。
と言っても走るのはもうこりごりだったのでバスで移動。
駅に着くとちょうど3分後に出る電車があったので即乗車。完璧な乗り継ぎに大満足。


宇都宮線の車内はかなり空いていて、座れるどころか寝転がることも出来そうな雰囲気。もちろん寝転がったりしませんが。。。
そして1時間ほどで終点の黒磯駅に到着。ホームに降りると、これから先の東北本線はまだ復旧してませんという放送が聞こえました。地震の爪痕はまだまだ残ってます。


そこからフォーラム那須塩原までの道のりをGoogleマップで調べてみると結構遠い...。
でもまあ頑張ろうと歩き出したのですが、思った以上に遠くて観たい作品の時間に間に合うかどうか微妙な感じに。しょうがないので途中から走って移動。何で黒磯まで来て走ってんだよ...。
少し迷ったものの、上映開始5分前になんとか映画館に到着。遠かった。帰ってきてから調べてみると黒磯駅からフォーラムまでの距離は2kmちょっとあるようです。歩道もない道を2kmも走ったのかと思うとそれだけで疲れてきます。


館内に入るとチケットカウンターは誰も並んでいなかったのでチケットは余裕でゲット。席もスカスカ。
本来であれば初めて訪れた映画館ですので館内を見て回ったりしたいところですが、上映時間が迫っているので急ぎ場内へ。
何とももったいない。


ここで見たのは「SP 革命篇」。
ここではとりあえず面白かったとだけ書いておきますが、ドラマから観ている人には満足できる内容だと思います。ただ、映画単体として楽しめないつくりなのはちょっと残念。シリーズものなのでしょうがないんですが。。。。


映画を観終えて帰りの電車時間を調べると25分後に黒磯駅を出る電車を発見。
本当はもっと観て回りたいところですが、これからまた来る機会があるだろうと自分に言い聞かせて帰ることに。帰り道はあまり街灯もなかったので暗くなりそうだったので早めに帰らないと怖かったというのも率直な気持ちとしてはありました。


帰りは道に迷うことはもちろんないのでゆっくりとペースを崩さず駅まで走ることに。
ペースは守ったのでそれほど大変ではなかったのですが、でも普段着で走るのってジャージ着て走るよりも疲れやすいようで駅に着くとぐったりしてしまいました。ここまでの総走行距離は7km。普段のジョギングよりも走ってる。。。


あとは電車とバスを乗り継いで帰宅。
10日ぶりに映画が観られたことや初めてフォーラム那須塩原に行けたことはとても嬉しかったのですが、その代償としてかなりの疲労が体に蓄積されることになりました。ま、楽しかったからいいけどさ。