未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜


1997年。大学生の宮本さやか(松下奈緒)と福島慶太(竹財輝之助)は、友人の平尾稔(弓削智久)が監督する自主映画の新郎新婦役に駆り出されたのをきっかけに親しさを増していく。やがて恋人となったふたりは、慶太が尊敬する建築家・ガウディを生んだスペインを卒業旅行で訪れ、いつかまた一緒にこの地を訪れることを約束するのだった。
 大学卒業後、印刷会社のOLとして働いていたさやかは、仕事にやりがいを見出せないでいた。建築事務所で働く慶太の言葉に後押しされ、大学時代の目標であった雑誌編集者をもう1度目指し、転職活動を始める。その熱意を出版社の後藤(石黒賢)に認められ、編集部で働き始めるさやか。同じころ、慶太は上司からスペイン行きを勧められていた。スペインに行ったら数年は帰ってこられない。出会いから5年、それぞれの夢を追うふたりの未来予想図は、いつの間にか違うかたちになっていた……。
 2007年。編集者として活躍するさやかは、“恋が叶う花火”を作ると話題となっている花火職人・井上拓己(原田泰三)の取材を企画していた。かたくなに取材を拒否する拓己のもとを訪ねたさやかは、拓己と妻の苑(西田尚美)の間に横たわる問題を知ることになる。そんなとき、妹のあすか(藤井美菜)から故郷で暮らす母・陽子(松坂慶子)が病気で手術を受けるという連絡が入る。

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8069

宇都宮テアトルにて。


作品自体はCMや予告編をご覧いただければそのイメージどおりなので以下略としますが、作品を見ての感想はドリカムの歌の良さと言うかそのパワーを実感できた点に尽きます。例えどんなに安っぽいシーン(例えばラストシーン)でもドリカムの曲がかかるとそれなりに見えてきます。CDはベストしか持ってないし、だから曲だってほとんど聴いたことはないけども、でもそんな俺でもドリカムの楽曲はすごくいいと再認識させられる作品でした。
長いドリカムのPVですね。


あとはスペインや学生時代のキャンパスの風景はすごく魅力的でよかったです。


そうそう。魅力的という言葉で思い出しましたが、この作品の予告編やポスター、雑誌の表紙(ダ・ヴィンチとか)を見ててずっと感じていたのですが、松下さんってキレイ過ぎて人間らしくないというか美術の作品みたいなんですよね。目とか口とか大きいし、顔立ちも端正。そしてスタイルもいいとケチの付け所が全くありません。どう見ても生身の人間のようには見えないのです。こういう美しさってどうも個人的には苦手です。


元々、テレビのCMや予告編を見ていた限りでは、まず見ることはないだろうと思っていました。ですが、いざ時間が出来て何か映画を見ようと思ったときにすぐ見れる作品がこれか呪怨かしかなかったのです。。。散々迷い、結局こちらを選びました。真昼間からホラーを見る気にはなれなかったんだよなあ。


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