久しぶりの都内

予告どおり、今日は都内に映画を観に行って来ました。
朝、7時半過ぎにバスに乗り込んで駅に向かい、そこから18切符を使って鈍行で渋谷まで移動。快速なので1時間半くらいと比較的短い道のりだったのですが、3連休の真っ只中ということで車内がとても混んでいました。新宿や渋谷、横浜まで一度も乗り換えることなく行ける湘南新宿ラインは便利ですから、時期的に混むのはしょうがないのですが通勤ラッシュみたいな混み方は正直参りました。


さて。
今日は何を観ようかと昨日の夜遅くまで悩んだのですが、夏だしひとりホラー映画が観たいなと思ったのと久しぶりに都内に行くんだから行ったことのない映画館に行ってみようということでシアターN渋谷をターゲットにしました。
シアターN渋谷はホラー映画というかキチガイ映画をよく上映しているのですが、その手の作品はそれほど好きではないのと渋谷駅の西口の方って映画館が少ないという理由で今まで足を運んだことがありませんでした。
そんなわけで今回のテーマはホラー映画まつりと心に決めて作品を選びました。
とは言っても一日そんなの観てたらあたまがおかしくなりそうなので、午前中は昨日から公開で舞台挨拶のチケット抽選にもれた苦虫女をシネセゾンで観て*1、午後からはシアターNでBUGとRECを観てきました。


3作品どれも毛色がちがうけれどすごくおもしろくて、今から感想を書くのが楽しみなくらいなのですが、一方で普段観ている映画館と都内の環境のギャップにつよくショックを受けたのです。もういまさらなのは分かってるけどでもこの今日の心境はぜひ書いておきたいと思います。


私は普段映画の雑誌はあまり読まないし、ネットでもそれほど精力的に情報を集めたりはしないものですから、観たい映画を見つけるきっかけの60%は予告編からです。予告を観て「あー、こんなんやるのね」と気付いて観に行くことにしたりしているわけです。
ちなみに残りの40%はキャストに好きな人が入っていてそっちの方から見つけたり、あとはシネマトゥデイの公開カレンダーを眺めていて気付いたりする分がこれにカウントされます。
それでも宇都宮テアトルがあったころは多彩な作品を観れてよかったのですが、今はもう予告に期待することなどほぼ出来ません。ほとんどが大作ばかりなので、普通に生活していても公開に気付くような作品ばかりです。


だから今回都内で映画を観て非常に痛感したのは、予告の充実っぷりがすばらしいという点でした。すばらしい質と量だとしか評し得ないくらいたくさんの知らない作品が予告で流れていました。きっとあの場の予告で観ていなければ一生知ることはなかっただろうという作品が多くあり、しょうじき本編と同じくらい予告に釘付けでした。ホント面白かった。


何となく思ったんだけど、こうやって月に一度は映画を観るために都内に出るべきだと実感しました。私はもっと都内に行くべきだと断言します。なんでそういえるのかというのはまた改めて書きますが、これからは月一で映画を観るために都内に行きます。


はい決定。


久しぶりに一日3本の映画を観たせいで目がしょぼしょぼと疲れ目ですが、とても満足度の高い一日でした。
帰りの電車が混んでて座れなかったけれど全然余裕です。

*1:ここで蒼井優が舞台挨拶したのか...と思うと20割増しで興奮しました