ゴースト・ハウス

都会の喧騒から離れ、ノースダコタの田舎町で、新たな人生を歩みだしたソロモン一家。マイホームはオンボロだけど、これこそ家族の夢だった。ところが、キッチンで、ベッドルームで、地下室で、家の中のありとあらゆる場所で、不穏な出来事が起こり始め、一家は家に恐怖にいたぶりまわされる! <家>は何かの怒りをあらわしているのか、それとも、ソロモン一家を歓迎しているのか!?

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8180

MOVIX宇都宮にて。
いや〜、すっかり夏ですね〜!! 夏と言えばやっぱりホラー映画でしょう!! と思ったわけではありませんが久しぶりの映画鑑賞はホラー映画になりました。


さて。
始まった瞬間に訪れるある一家に起きた惨劇。最初からこれかよ...。サムライミパワー恐るべし。少しずつテンションを上げようと思ってたのですが、予想外の展開にのっけからローテンションです。
その後もジェス(主人公の女の子)に様々な災難が降りかかるのですが、その場に居合わせない誰もがその事を信じてはくれません。挙句、うそつき呼ばわりするのです。ジェスが襲われているシーンよりも、家族の会話を見ている方が背筋がゾクゾクしてくるくらいです。


で。
その不仲の理由は中盤以降で明らかになるのですが、それがまた全然大したことなくてこれまたびっくり。そんなんで子どもをあそこまで信じられなくなる親も嫌だなあなんて考えだしたら、もう怖いとか怖くないとかどうでもよくなってしまいました。この家族の異常さはパニックホラーどころの騒ぎではありません。


ストーリーもオチも微妙なのですが、要所要所のポイントで怖がらせてくれたのでホラー映画としては及第点です。ストーリーは全然面白くもなんとも無かったのですが、ホラー映画なのでそこは特段問題では無いです。


それにしてもこの回は一番奥の劇場での上映だった上に結構人が少なくて(推定10人ほど)、それだけで妙にビビってしまいました。ずっとビクビクしてたせいか肩が凝りました。そしてホラーも懲り懲りです。。。しばらくホラーはいいや...。