ジョシュ(パトリック・ウィルソン)とルネ(ローズ・バーン)の2人の間には、結婚し3人の子供がいる。一家は古く老朽化した家に引っ越すのだが、その直後から家の中で不可解な出来事が起き始めているのに気づく。屋根裏から不審な音が聞こえたり、物が勝手に動いたり、不吉な声が赤ちゃん用のモニターから聞こえるなど、おかしな出来事が続くなか、小学生の息子ダルトンが梯子から落ちて昏睡状態に陥ってします。耐えかねた夫婦は、この家を引き払い別の建物へと移り住むが問題は一向に解決せず、見えない何かは既にジョシュたち家族へと忍び寄っていた。「その邪悪な存在と闘わなければならない」と、覚悟を決めた一家は悪の霊体と戦うことを決意するが…。
『インシディアス』作品情報 | cinemacafe.net
TOHOシネマズ宇都宮にて。
覚悟していたほど怖い作品ではありませんでしたが、迷走としか言いようのないストーリーはなかなか先の展開が読めず、最後までハラハラドキドキしながら観ました(ちゃんと結末にもっていけるのかな?的な意味で)。
全体としては敵の姿や物語の中核が見え始めた中盤以降の展開は正直あまり好みではありませんが、オチの付け方はおもしろいと思いますし、うまいなと感心させられました。そんなわけでラストだけはわたし好みなのですが、それ以外は案外どうでもいい感じの作品でした。
隣の男子高校生は途中から寝てたしね。ホラー映画で寝られるのって最高の侮辱だと思うんですけどどうなんでしょう...。
さらに彼は途中からいびきなんかかいちゃったりして「眠くなる気持ちも分からなくもないけど、でもお前いくらなんでもそれは...」なんてことを考えさせられたわたしは、終始彼のことが気になって気になってしょうがありませんでした。
この映画の内容を考えると「ホラー映画で寝られることがすごい」のか、それとも「観ながら寝られるホラーがすごい」のかどちらとも言い難いのですが、"怖いはずなのに寝られる"という事実がホラー映画を鑑賞しているという気分の高揚をがっつり冷却してくれたことは間違いありません。
観ている時は楽しかったので悪くはないと思うんですけどね...。
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