茨城県水戸市で開催された茨城30K(2018)に参加してきました。
群馬30K以来7か月ぶりに30kmを走ってきました。
タイムと結果
自動計測してもらった周回ごとのタイムです。
周回ごと
※ 周回は2.5kmです
タイム種別 | タイム |
---|---|
グロスタイム | - |
平均ストライド(m) | 平均ピッチ(歩/分) |
---|---|
1.03[m] | 198[歩/分] |
20kmでリタイアしました。
レースの内容
現地到着〜スタートまで
現地到着は9時30分と予定どおりでした。水戸には何度か来たことがあって近いというのは知っていましたが改めてその近さを実感しました。北関東道すごい。
既に雨が降っていたのですが、とりあえず受付だけ済ませようということで携帯片手に会場まで走って移動しました。駐車場と会場は400mくらい離れています。
今回はRUN PASSPORTというアプリを使って受付をしたのですが、携帯で受付ができるのはすごく便利でした。
受付を済ませたらすぐに車に戻り、走る準備を整えてから再度会場へ。荷物を預けたりもらったゼリーを飲んだりしてから軽くジョグをしてたらあっという間にスタート10分前になりました。
タイムを気にする大会でもないのですが、とりあえず3時間30分のブロックの最後方に移動して軽くストレッチをしてスタートを待ちます。偶然、4時間のブロックの最前列にいた知人がわたしに気付いて声をかけてくれたのですが少し話をしていたらあっという間にスタート時間になりました。
スタート〜リタイア
11時スタート。目標タイム3時間30分の最後方からスタート。
そんなに張り切ってスタートしたわけでもないのでスタートロスは10秒ほどでした。
茨城30Kはケーズデンキスタジアム発着で周回2.5kmのコースを12周するコースです。同じ場所を12周する大会は初めてでしたが、絶対途中で嫌になるだろうなというのはなんとなく想像していました(笑)
今日はどんなペースで走っていいのか(走れるのか)わからなかったので、とりあえず最初の1周は3時間30分のペーサーにほいほい着いていって様子を見ることにしました。
コースはスタジアムを出ると舗装路の上を700mほど走るのですが、Uターンする箇所もあっていまいちペースに乗り切れません。5'00/kmなのになんだかやたら速く感じるペーサーに離されないように必死で追いかけました。700mほど走ると不整地ゾーンに突入しますが、そこまで走りにくさも感じなかったので心を無にして淡々とペーサーを追いかけます。そこから1kmくらいは不整地(池の周り)をぐるっと走り、そこを抜けたらスタジアムの周りを走ってスタート地点まで戻ってこれで2.5kmです。
ひとまず1周走ってみて感じたのは、折り返しや急カーブがあったり不整地があったりと走りにくさを感じましたがアップダウンはないので走っていてつらくはならなそうだという印象でした。ただ、3時間30分のペーサーが速く感じる状態は変わらなくてずっと気が抜けません。2周目以降も感覚的には4'30/kmくらいで走っている感じなのですが周回したときのタイムから算出するとほぼ5'00/kmペースなので「こんなにがんばってるのにこのペースなの...」と精神的なダメージを受け続けました。
それでも何とかペーサーとはつかず離れずの距離を保って走り続けたのですが、6周目に入ってすぐに腰に痛みが出始めました。
痛む感じが4年前の大田原マラソンで走れなくなったときとまったく同じでしたので一気にやる気がなくなりました。2014年の大田原マラソンでは20kmを前に腰が痛くて走れなくなり、30km以降は1kmおきに足が攣ってしまいフルマラソンの自己ワーストタイムを更新してしまいました。あのときのことは一生忘れられないくらいショックでしたが、まさかここであの時の腰の痛みに再開するとは思っていませんでした。
しょうがないので少しペースを緩めて様子を見たら徐々に痛みはなくなっていきましたが、その代償として3時間30分のペーサーからは100mほど離されて置いてけぼりにされました。ここはもうしょうがないと割り切ってそれ以上離されないようにペースを維持することを心がけました。
6周目を過ぎると5'00/kmが本当に苦しくてなってきて、何度も「本当にこれが3時間30分のペースなの?」と考えずにはいられませんでした。
体感ペースだと4'30/kmを切ってるとしか思えないくらいのペースなのに周回終了時に時計を確認するとほぼ5'00/kmのペースでして、あまりの走れなさにどんどん心が折れそうになっていきました。
それでも何とかペースを上げて7周目の途中から3時間30分のペーサーに追いついたのですが、8周目を終えたところでタイムを確認したらやっぱり5'00/kmくらいだったので気持ちが折れてしまいました。
残りはたった4周でしたが、これ以上がんばって走り通すことよりも無理をしてけがをしたくないという気持ちが強くてとてもこれ以上走る気になれませんでした。
まとめ
今回は人生4度目の30kmの大会、そして164回目のマラソン大会でしたが距離走としては初めてのリタイアになりました*1。
走る前から何となく走り切れない予感はしていましたが、わずか15kmで腰が痛くなってしまい、そして20kmで気持ちが切れて走れなくなってしまうという事態には少なからず動揺しました。走り始めてからのことを振り返ってみても、ここまで走れなかったなんてことは記憶にないくらい走れなくなっています。5'00/kmという決して速くはないペースでたった30kmさえ走り切れないという現実に打ちひしがれています。
ただ、そもそも9月に入ってからやっと20kmを走れるようになった程度の脚なのでいきなり30kmは厳しかったかなというのは感じています。フルマラソンまで時間がなくて焦っていましたが、無理をしてもいいことなんてないので25km→30kmとじっくりステップアップすべきでした。
このあたりの反省を生かして今週末と来週末を使ってなんとか30kmを走れるようにがんばり、あとは野となれ山となれの精神で柏崎に挑むつもりです。さすがに4時間を超えることはないと思いますが、30km以降走れなくなったら人生2度目の4時間オーバーも視野に入りそうではあります。不安...。もう不安しかない(笑)
(過去に参加した30kmマラソンの結果)
大会名 | 日付 | タイム | 前回差 |
---|---|---|---|
季節の彩湖ハーフマラソン | 2017/01/29 | 2時間17分17秒 | - |
栃木30k(2017) | 2017/10/21 | 2時間16分21秒 | -56秒 |
群馬30k(2018) | 2018/02/11 | 2時間11分44秒 | -4分37秒 |
茨城30k(2018) | 2018/09/24 | - | - |
(関連リンク)
*1:xx時間耐久とかそっちでのリタイアは過去何度か経験しています