保守的になっていくこと

仕事をしていて気付いたんですが、最近まったく初めてのことってやってないなーと。

いまも新しいことをやろうと思えばいくらでもできる環境に身を置いているくせにそういうことに一切挑戦をすることなく、過去にやったことのある方法だけで与えられた仕事をこなしていることに気付いてしまったのです。

もちろん、むやみと新しいものに手を出すよりは手慣れたもので済ませた方が早いし実績もあって確実なのは間違いないんですが、以前は新しいことにいろいろ興味をもってはリスク評価もしないで試して地雷を踏むようなうかつなタイプだったことを思えば、いつの間にか自分の考えがとても変わったことがわかります。

仕事が確実で早くなったことは成長であるとも言えるのですが、一方では同じやり方に拘泥しているだけでこれは退化じゃないかとも思うし、なんとなく自分がものすごい保守的になっていってる、つまり歳をとって頭が固くなってきているんじゃないかと不安になるわけです。


そしてプライベートに目を向けるとそっちの方面でも笑ってしまうくらい新しいことに挑戦してなくて、映画は映画でいかにも自分の好きそうな作品ばかり観ているし、マラソンはマラソンで毎年出ている好きな大会に出てばかりです。本も新しい本を買うよりも、家にある好きな本を再読してばかりです。

ほんとうに初めましてがないんです。新しく始めた趣味もありませんし、技術書もぜんぜん読まなくなりました。


こうなってきた原因としては、仕事でやらなきゃいけないことが多過ぎて心に余裕がないっていうのが個人的には一番大きい理由じゃないかなと思うわけですが、そうは言っても始まらないので無理やりにでも余裕をもって、いろんなことに目を向けたいなと思っています。


すごく焦る。