今日だけはゆずれない!

本日3月14日はホワイトデー!....というのはどうでもよくて、待ちに待った「アナと雪の女王」の公開日です。



ディズニー映画好き、プリンセスストーリー好きのわたしにとって夢のような作品が公開されることを知り、そして例の予告に圧倒されてから公開日を指折り数えて待っていましたがついにこの日がやってきました。
昨日の夜は興奮して眠れないほど...というのはちょっと言い過ぎですが、でもこんなに公開する日を楽しみにしていた映画はひさしくないというくらい待ち焦がれていました。もうサントラ聴いて予告観て脳内で物語を勝手に作り上げて妄想して過ごしていました。


さて。

そんなわけで公開初日である3/14に観に行こうとひそかに決意し、公開3日前である火曜日の夜にチケットを取ることにしました。
じつは、いつも映画を観るときはこんなふうに事前に映画のチケットを取ることはありません。早くて前日の夜、遅ければ当日観る直前にとるのがわたしの習慣です。

というのも、わたしは事前に映画のチケットを取るとその映画を観に行けない、もしくは観ている最中に帰らざるを得なくなるというジンクスがあるからなのです。その観れない理由の大半は急に仕事でトラブルに巻き込まれて帰れなくなるというものでして、無駄になったチケットは数知れず、そして枕を涙で濡らした夜は10回や20回ではありません。

思い出しただけでも泣ける...。


そんなわけであまり事前にチケットを抑えたくはなかったのですが、でもこの作品だけは公開初日に観たかったのでジンクスにビビッて及び腰になっている自分を鼓舞する意味も込めてあえて早めにチケットを購入しておきました。負けるな、おれ!



面倒事には巻き込まれないようにして定時きっちりで帰る。


それが今日のわたしに課せられたミッションです。
時間がきたらすべてを捨て置いて帰る覚悟で終日仕事をしていて、15時には仕掛で今日中にやらなければならない仕事がほとんどなくなりました。これで定時で帰れる...、そんなふうに安堵した瞬間を狙ったかのようにあるトラブルがわたしの目の前に差し出されました。

そのとき手が空いていたのがわたししかいなかったために引き受けたのですが、夕方までにやらなければならない案件だそうでして、とても「今日は映画観るんで帰ります」とその場をあとにできる雰囲気ではありませんでした。ぬかった...。

16時過ぎに解決に向けて取り組み始めたもののまったく終わる気配はなく、時間だけが刻々と過ぎていきます。
17時を過ぎたところで落としどころを見つけたものの、そこまでもっていくのもそこそこ時間がかかりそうな予感が。


映画は19時20分スタートなので、遅くとも会社を18時30分に出なければ間に合いません。


18時時点でまだ片付かず、映画はほぼ絶望的な状況でしてもう誰かにチケットをあげようかとあきらめかけたところで18時35分に無事完了!


やっと終わった...。

疲れ切って動く気にならなかったのですが、まだぎりぎり映画には間に合いそうだったので走って帰宅してそのまま映画館へ直行。
映画館に着いた時点で上映開始時刻を5分過ぎており、席にすべりこんだタイミングで映画が始まるというまさに奇跡のようなタイミングで間に合いました。上映前にながれた短編も本編も1秒たりとも見逃すことなくぶじ鑑賞することができました。


いつもであればあんなに仕事が終わらなければあきらめてしまっていたのですが、今日だけはどうしてもゆずりたくなくてがんばっちゃいました。そしてそのがんばった甲斐があったというか、「アナと雪の女王」はたいへんすばらしい映画でしてもう3回は劇場で観たいです。



帰りがけにパンフレットを買ってきました。


ひとつだけ残念だったのは3D版の上映が近くではまったくなかったことです。
あれだけ美しく、そして3Dを意識した映像を3D版で楽しめないというのは悪い冗談としか思えません。いまからでも遅くないので3D版の公開劇場をもっと増やして欲しいです*1。子どもたちと吹替え版を観るつもりなのでもう一度観ますが、3Dが観られるんだったらそれ以外でももう一度観に行きます。

*1:あと公式サイトの公開劇場のところに3D版の上映有無も載せて欲しいです。どこで3Dが観られるのか分かりにくくて困っています。