本と勉強が好きな少し気が弱い男の子・ジャックと、冒険が大好きでどんな動物ともすぐ仲良くなれる元気な女の子・アニーの兄妹は、性格が全然違うけどいつも仲が良い。ある日、ふたりは森の木の上に、自由に時空を超えてあらゆる場所へと移動できる魔法のツリーハウスを見つけ、そこでネズミの姿に変えられたモーガンと出会った。ふたりは、彼を元に戻すため、4つの国に隠されたメダルを探しに旅に出るのだが――。
『マジック・ツリーハウス』作品情報 | cinemacafe.net
史実をベースとしてえがかれるファンタジーな児童文学を原作とした映画でしたが、わたしにはちょっと合わなくて終始眠気との戦いにあけくれることになった作品でした。本当にぜんぜん楽しめなかったので観終えてからいろいろとあわなかった理由について考えてみたのですが、たぶんじぶんにあわなかっただけだろうなという結論になりました。
こんなふうに書くと理由としてはだいぶ適当っぽいのですが、でも考えれば考えるほどそうとしか思えないんです。
いっしょに観に行った子どもたちは二人とも大喜びで観ていましたし、周りにいた他の子どもたちもすごく楽しそうだったんです。さらに観終わってからもハホとアオの二人はいろいろとおもしろかったところを教えてくれまして、子どもたちがこれだけ楽しめているということは、作品の出来ではなく単純に自分がこの作品のターゲットではなかったことだろうなと思うしかないわけです。
思い返せば、冒頭で魔法使いのモーガンが突如別の魔法使いによってネズミにされてしまうシーンがあるのですが、ここの唐突さと必然性のなさに違和感をおぼえてしまったところでこの作品を受け入れるチャンスはもう無くなったような気がします。
こういう話なんだと受け止めてしまえばよかったのですが、ここで「なぜそう展開するのか?」という理由を求めてしまったために結局最後まで楽しむ気持ちになれませんでした。
と、楽しめなかった理由について考えてもしょうがないので、最後にハホとアオが教えてくれたおもしろかったところを列挙しておしまいにします。
ハホの感想
メダルを集めるのはすごくおもしろかったけど話はよくわからなかった