くまのプーさんは、のんびり屋でくいしんぼう、そして何よりもハチミツが大好き。陰気なロバ、イーヨーがしっぽを無くしてしまい、プーさんたちは“イーヨーのしっぽを探すコンテスト”を開催することに。そんな中、クリストファー・ロビンが謎の怪物に誘拐されてしまい、プーさんたちは、救出に向かうことに――。作家A・A・ミルンの童話「クマのプーさん」生誕110周年。35年ぶりに「くまのプーさん」がスクリーンに帰ってくる。
『くまのプーさん』作品情報 | cinemacafe.net
TOHOシネマズ宇都宮にて。
久しぶりに一緒に映画でも観に行こうと思い、子どもたちを連れて観に行ってきました。
物語はいたってシンプルな上に、プーさんとプーさんの友だちがそこらへん(森とか小屋のそば)でウダウダするだけのお話なんですが、これが子どもたちにものすごいウケているんですよね。次女なんかプーさんが出てきただけでパー子のように笑い、さらに転んだり何かをするたびにこれでもかというくらいにケタケタと笑い続けていました。たしかにプーさんのコミカルな動きはおもしろいし、あの豚まんみたいなのなんだっけ...。ピンクで小さい...ピグレット!
あのピグレットの高くてへなちょこ感たっぷりの声や動きは子どもから見たらこれがまたかわいいようで、ピグレットが出てくるたびにうれしそうにニヤニヤ笑っていました。なんでピグレットであんなに喜べるんだろうなあ...。
わたしから見たらピグレットの声やしゃべり方はものすごい計算高さを感じてイライラするし、プーさんのおバカ過ぎる行動は本当にバカっぽくていちいちめくじら立てたくなるんですよ。それでもプーさんがかわいければ許せるのですが、ふとした瞬間にプーさんの横顔がものすごいおっさん顔になっていることがありまして、「お前だれだよ...」とツッコみたくなったりしてね。。。
と、話が映画ではなく個々のプーさんファミリーに対するわたしの好き嫌いや想いにフォーカスされつつあるので流れを戻しますが、とりあえず余分な贅肉のない物語は分かりやすくておもしろかったし、そしてラスト*1にお楽しみが待っているので観ていて飽きることはありません。幼児は幼児でコミカルな動きやしゃべり方で楽しめますし、小学生以上であれば登場人物たちのおかしな行動ややり取りを楽しめます。
あと上映時間が69分と大変短いために、気軽に観れて終われるのはよかったです。
ただこのくらいの上映時間だったら、価格をもうちょっとサービスして欲しかったなというのはさすがに言い過ぎですかね...。
公式サイトはこちら
*1:エンドロール後