「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」見たよ


市川新市(=ゼブラーマン)が行方不明! そして西暦2025年、ゼブラシティ誕生――。ゼブラタイムが導入、施行され、ゼブラクイーンの扇情的な歌声が街に響き渡る。すっかり様変わりした東京で、あの男が目を覚ます。それは全く新しいゼブラーマンの始まり――。2004年、哀川翔主演100本記念作として劇場公開されたヒーロー・コメディ第2弾。前作に引き続き監督を三池崇史、脚本を宮藤官九郎が務め、仲里依紗阿部力などフレッシュな顔触れが新たに加わる。

『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』作品情報 | cinemacafe.net

宇都宮ヒカリ座にて。


前作未見でしたので正直観ようかどうか迷ったのですが、予告から伝わってくるいかにもくだらない雰囲気が気に入ったので観に行ってきました。で、どうだったのかと結論を申し上げると、予想というか期待していた以上にくだらない内容の連続でしてあまりのバカらしさに途中で何どか気を失いそうになるほどでした。この破壊力はいろんな意味ですごかったのでぜひ多くの人に一度観ていただきたいのですが、ただ内容が内容ですのでこれを積極的にすすめるわたしの品性も疑われそうです。
折れない心と広い心、そして映画館に足を運ぶ勇気をもっていると自負している人にはおすすめしておきます。


と、ちょっとあまりよくなかったような感想を書いてしまいましたが、作品全体の感想としては悪くないというか、わたしはこの作品嫌いじゃないです。
例えばゼブラーマンとクイーンがある目的のために合体しようとするシーンがあったのですが、普通にヒーローもので合体といえば強くなるためにひとつになるという意味で使われることが多く、また、このシーンでもおおよそこの意味で合体と言う言葉が使われていた....と思っていたのですが、気付けば「釣りバカ日誌的な合体」に意味が置き換わっていて、突如布団と枕とコンドームを用意し始めたゼブラーマンにわたしは思いっきり吹き出してしまいました。
もちろんこれだけではなくて何度も笑ってしまうシーンがあったのですが、作品全体をとおして感じたのは意外性と予定調和のバランスがとても絶妙なんですよね。下品だし、バカらしいという指摘もあるでしょうが、こういう勢いだけで楽しめる作品というのはすごくよいと思います。


とにかくDVDが出たらもう一回見てみたいです。


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