- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2000/04/21
- メディア: DVD
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サンフランシスコ警察の敏腕刑事ブリット(スティーブ・マックイーン)は、野心的な政治家チャーマス(ロバート・ヴォーン)から裁判の重要証言者の護衛を命じられる。その証言者とは、ジョー・ロスというマフィアを裏切った男。ところが、ロスはブリットが目を離した隙に何者かによって射殺されてしまう。チャーマスに叱責されるブリット。しかし、その叱責など意に介することなく、ブリットは黙々と事件の背後に潜む男を追い詰める…。
ブリット - Wikipedia
TOHOシネマズ宇都宮にて。午前十時の映画祭にて鑑賞(10本目)。
冒頭の展開がよく分からなくて久々に映画に置いてけぼりにされたところから始まった本作ですが、主人公であるブリットが事件に関わりだしたあたりから一気に物語がおもしろくなっていき、終わるまでの2時間があっという間に過ぎていきました。カーチェイスのシーンは、そのあまりの激しさからシーンが終わった瞬間に体中の力が抜けるのを感じるほど力が入ってしまいましたし、ラストの空港のシーンは結末がまったく見えなくてこれまたものすごい緊張感に包まれながら鑑賞しました。
それ以外のシーンも気を抜けない展開が多く、サスペンス映画の見本のようなすばらしい作品でした。
先週の「パピヨン」に引き続いてのスティーブ・マックイーン主演作でしたが、こちらも負けないくらい超おもしろかったです。
この作品でとても感心したのが、ブリットの直感というか調査能力の高さ。
何か調査を依頼されたときに、その依頼されたことを調べることは誰にでも出来ますが*1、その前提を疑うことはなかなか出来るものではありません。
自らがとんでもない窮地に立たされても焦ることなく、真相を暴くために行動するブリットがとてもかっこいい作品でした。超クール!!
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*1:ちゃんと調べきって結果を出せるかどうかはともかくとしても調査自体は可能です