こういうのいいねえ

西和賀町奥羽山脈の山懐に抱かれた地域にホームシアター「星の家」がある。誕生して5年半。娯楽映画から社会派の作品まで1500本の映像ソフトがそろえられた山あいの「名画座」は、地域の人々やホームステイにやってくる児童養護施設の子どもたちに感動を与えている。

http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000905290005

ホームシアターというと個人が自宅で鑑賞することを目的としていることがほとんどですが、こうやって小規模な上映会場にも使えるんだなということを改めて認識しました。近所や親戚が集まって一緒に映画や手取りのビデオを見たら楽しそうですね。


先日、ふとしたきっかけから「トリウッド」という映画館の存在を知ってとても興味をもちました。
映画館と言えばシネコンのようないくつもスクリーンを抱えた大きな施設が主流になっていますが、そういった大きなところとも渡り合える小規模の映画館というのはこういった差別化ができるところなんだろうなととても感銘を受けました。ここには近いうちに一度行ってみたいなと思っていますが、このような商業ベースでどういう映画館だったらおもしろいとか続けられそうかということはたまに考えることはあるのですが、この「星の家」のように小さなコミュニティに根付くことで存続しようというアイディアはいままで一度も考えたことがありませんでした。毎日上映して商売として続けるのだけが映画館ではないのですね。
単に映画館について考えるのではなく、もうひとつ上の段階でこうしたいということを考えることが大事なのだと実感しました。


ぜひ一度行ってみたいです。


[追記]
ちょっと前の記事も見つけました。

奥羽に生きる − ?山あいの「映画館」 住民招き憩いの時(西和賀町沢内)


トリウッドの公式サイトはこちら