文化庁は20日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産の「代表一覧表」に来年記載する候補として「男鹿のナマハゲ」(秋田県)など13件を提案することを決めた。一覧表は世界遺産の無形遺産版。外務省との連絡会議を経て、今年8月までに政府としての提案書をユネスコに出し、来年9月に開かれるユネスコの委員会で記載可否が決まる。
http://mainichi.jp/enta/art/news/20090521ddm012040009000c.html
男鹿のなまはげが文化遺産候補か...。ということは、ロシア人がお酒を飲み過きて赤顔になったのが原型と言われている赤いなまはげと、さらにお酒を飲んだロシア人が二日酔いで青ざめていたのが原型と言われている青いなまはげが文化遺産になるかもしれないということですね。
なかなかおもしろいです。
さて地元の反応は、と調べてみるとこんな記事がありました。
男鹿市の「真山なまはげ伝承会」会長を務める菅原昇さん(65)は「(無形文化遺産に)決まってくれれば、最高にうれしい。正式な知らせを待って、会のメンバーと相談して今後の活動を考えたい」と話した。
(中略)
男鹿のナマハゲ保存会長でもある渡部幸男・男鹿市長は「大変喜ばしいことだ。ナマハゲの心と文化を世界に発信するとともに、ナマハゲ文化の保存と伝承により一層努めていきたい」とコメントを出した。
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000905210003
男鹿にはものすごい大きななまはげ像(15m)があるのですが、こういった文化財に指定されたらもっと大きなのが作られたりしそうです。
あれより大きいのはやだな...。
なまはげ像について調べてみたらこちらの記事に写真が載ってました。