新たな事実

昨日の日記に書いたとおり、今日は午前中から出張へ出かけてきました。
今回の行き先は静岡県だったのですが、好天だったせいか宇都宮や東京よりも暖かくて非常に過ごしやすい一日でした。
住むならこういう暖かい場所の方がいいなあ*1


さて。
一仕事を終えて帰ろうかと三島駅で新幹線を待っている時のこと。
家にお土産でも買って帰ろうかと売店をぶらぶらしていると何となく見覚えのあるものが....。



秋田の人はすぐに分かると思いますが、おいしくもないけれどでもまずくもない微妙なお土産として名を馳せている秋田名物「金萬」に瓜二つなのです。値段がとても手ごろだった(12個で400円)上に、金萬と似ているこの外観も非常に気になってしょうがなかったので買って帰る事にしました。


それから20分ほど待って新幹線で東京へ移動し、さらに東北新幹線に乗り継いで宇都宮駅へと到着しました。春休みのせいか、家族連れが多くて非常に込み合っていました。一旦会社に戻って旅費の手続きをして、やっとのことで自宅へ帰ったのが8時過ぎ。
時間も時間だし、ハホ*2もアオ*3も寝ているだろうと思っていましたがなんと元気に起きていました。さっさと寝ろよ....。
とは言え、せっかくみんな揃っているのでお土産の「都まんじゅう」を食べてみることにしました。


まず餡についてですが、ただの白あんというよりはミルクっぽさが感じられました。ミルキーな感じというんでしょうかね。大しておいしくないという点では金萬と同レベルと言えそうです。
また、そのような味そのものよりも皮が固いなという印象が強く残りました。金萬を1日放置しておいたらこんな固さになるんじゃないかというくらいの固さでした。このあたりは好みなんでしょうが、噛みごたえがあってよいんじゃないかなと思います。少なくとも私は好きです。


実際に食べてみて「やっぱり金萬と大差がないなあ...」と思ったので、まずはこの「都まんじゅう」というものについて調べてみました。

都まんじゅう(みやこまんじゅう)とは、白あん等をカステラ風の生地で包んだ焼きまんじゅう

日本中に次のような共通点を持つ異名同種の饅頭が存在する。

* 機械による自動製造
* 形は小型の今川焼(直径5cm、厚さ1.5cmほど)
* 表面に図柄等の焼印

元々は製造機械のメーカーでもある福岡県の城野鉄工所が、昭和10年代に地元で菓子店を出店した後、東京に進出したことから「都まんじゅう」と名付けられ、製造機械の販売に伴い日本中に広まった。

都まんじゅう - Wikipedia


わたしは金萬がオリジナルかと思っていましたが全然違うようです。むしろ都まんじゅうこそがオリジナルなんですね。
てっきり仙台の銘菓である「萩の月」があちこちでコピーされまくっているのと同じようなことが金萬に起こっているのかと思いましたが、むしろ金萬のことを買い被っていたようです。


今回の出張でまさか金満の歴史を紐解くことになろうとは思いませんでしたが、こういう巡り会わせと言うか出会いというのも出張の楽しみだと言えます。出張は移動が長くて大変なのですが、普段行かないような場所にいけるのはとても嬉しいです。


特に予定は無いのですが、次は島根とか岡山とかもっと西に行ってみたいな。

*1:行く度に毎回同じい事を言っているような気がします

*2:長女

*3:次女