JUNO


16歳の女子高生のジュノ(エレン・ペイジ)は、いつもの退屈な午後、気取らないところが魅力的なクラスメイト・ポーリーと関係を持ち、予定外の妊娠をしてしまう。生まれてくる赤ちゃんに完璧な両親を見つけようと思い立ったジュノは、親友のリーとともに、養子を望む裕福な夫婦、マークとヴァネッサを見つける。9か月間を通して、体形の変化とともに、様々な感情に揺さぶられながら、大人になるための問題に真正面からぶつかっていくジュノ。彼女が最後に下す選択とは…? 『サンキュー・スモーキング』のジェイソン・ライトマンが贈る、ポップでキュートな成長コメディ。

『JUNO/ジュノ』作品情報 | cinemacafe.net

TOHOシネマズ宇都宮にて。
最近、寝ても覚めてもこの映画のことばかり考えてしまって頭から離れなかったので2回目を観に行ってきました。作品全体の流れを俯瞰して観れたおかげで、1度目以上に楽しく観ることが出来ました。見終わった瞬間にもう一度観たいと思ってしまうほどの魅力が、この作品、もっと具体的に言うとエレン・ペイジ演じるジュノから感じられて席を立つのが惜しく感じられました。もう一度観たいけどもう無理だろうなあ...。
ともかく2回目が観れてよかったです。


この作品を観ていてふと思い出したのが、妊婦のかわいさはもっと評価されてもいいということです。
作中でお腹が大きくなってきたジュノが、周囲に「これからもっとひどい体型になっちゃう」というようなことをもらすシーンがあったのですが、それを聞いて驚きました。どうもジュノはお腹が大きい姿がとてもかわいいという事実に気付いていないようなのです。なんてもったいない...。


私の思う、女性が最も魅力的になる時というのは、妊娠している時だと思います。
と言っても、これはマニアックな性癖などではなくて、ごく一般的な感覚の問題です。そもそも私は特殊な性癖の持ち主ではありませんし、仮に本当にそんなマニアだったとしたら知っている人が大勢みているこんな場所でカミングアウト出来ません。
そうではなくて、女性が先天的にもつ女性らしさを感じさせるシーンの一つとして、妊娠している姿というものがあると私は思うのです。こればかりは私がいくら口角に泡を立てて熱弁をふるっても伝わらないと思いますので、妊婦を見かけることがあったらぜひその目で確かめてください。


それにしても、なぜこれほどまでこの作品のことが気になるのか考えてみましたが、正直これだという決定打は今のところ思い付きません。もちろん上で書いたとおりエレン・ペイジは大好きだし、彼女から発せられる魅力に魅せられている部分も多いけれど、でもそれだけがこの作品の全てではなくて、もっと作品全体に関する何かが私の心をつかんでいるのです。一週間くらいはこの事が私の脳内CPUを占有してしまいそうです。


公式サイトはこちら