クワイエットルームにようこそ

渋谷のシネマライズにて、初回上映後の舞台挨拶を見てきました。
登壇者は、内田有紀さん、宮藤官九郎さん、りょうさん、そして監督の松尾スズキさんの計4名です。


舞台挨拶の構成は

    1. 登壇者一人一人の簡単な挨拶
    2. 登壇者同士が質問をしあう形式でのトーク
    3. 入場者プレゼント

といった形でした。


まず各登壇者の挨拶について。


内田さんは肩の力の抜けたリラックスした様子が印象的でした。人前で話す事を生業にする人ってすごいよねといつも感じます。作品についての思い入れを語ったり、作品を一生懸命薦めてたりと主演らしく(という表現が適切かどうか分かりませんが)、作品を多くの人に見て欲しいと言う気持ちが伝わってきました。


宮藤さんはさすがの一言としか言いようのないトークで、作品中同様に笑いを誘っていました。
何がきっかけだったのか覚えていませんが、途中から何を言ってるのか分からなくなってしまい松尾さんにつっこまれてました(笑)。
そのチャチャを入れるタイミングもなかなか絶妙でしたし、あの状態から崩れず変にしどろもどろにならないでまとめられたのはすごいなと感心しました。あれはプロの技だよね。


りょうさんは予想以上に細くて、でも話すと驚きました。とても子どもがいるとは思えません。
、試写会の時の挨拶で緊張しすぎたことを話してました。あんなに人前に出ることを仕事にしている人でも大勢を前にすると緊張しちゃうんだな、なんて変なところで感心してしまいました。特にりょうさんはそういった部分が表情から読み取れないのでとても意外でした。


松尾監督は「今はいろいろな情報発信が可能だから無理にでもいいからいい噂を広めてくれ」と繰り返して会場を沸かせていました。人前で話す事や作品の評価など、さまざまなへの余裕が感じられました。見ている側に緊張感を感じさせない立ち振る舞いって何気に難しいんですよね。


そして、その後に行われた各登壇者同士での質問もなかなかよかったです。普段は司会の人が用意した質問をぶつけていく形式を取る事が多いので、どの舞台挨拶を見ても同じようなことが少なくないのですが、今回はそういった事を感じることもなくとても楽しませてもらいました。
# 詳細は↓のニュース記事参照


そうそう。
上にも書きましたが舞台挨拶の最後に、リラックスできるグッズを登壇者がそれぞれ持ち合ってそれをプレゼントするという企画がありました。その場で内田有紀さんがくじをひいて、そこに書いてある席の番号が当選番号!!という分かりやすい内容です。
物自体は欲しかったのですが、あの人数の注目を浴びるのも嫌だなあなんて当たるわけもないのに一人悶々と悩んでいましたが、そんなのは杞憂でもちろん当たりませんでした。
ただ、当選者は同じ列でさらに近くの人だったので列番号が読み上げられた時はちょっとビクッとしてしまいましたw


20分ほどの舞台挨拶ですが、とても楽しくてあっと言う間でした。トークの巧い人がいると場が凍りにくくてとても見ていて安心感があります。終始笑いっぱなしのいい舞台挨拶でした。


ニュース記事はあまり出てないようです。これは非常に現場の様子が伝わりやすい記事でした。