脱オタクファッションの限界

つまり「知識」としての着こなしじゃなくて「ライフスタイル」としての着こなし・・・。

上手いこと言えないけど、そんな感じだ。

脱オタクファッションの限界 - 30代からの脱オタク


最初に書いておきたいのは、ここで出ている問題を解決するのは、少なくともスポーツや音楽といった外的要因だけではないということです。以降の文章は断定的には書けませんが、ここだけは断定的に書いておきたいです。


まず現在の状態は、「語彙が少ない人が無理やり本を書いているような状態」に近いんじゃないかという事です。書きたい事はあるけども、それを適切に表す言葉が見つからない。そんな閉塞感をファッションに対して感じているような気がします。


何とかしたいと思っているのであれば、まずはいろんなものを着てみるべきだと思います。流行にのる事には否定的なようですが(過去の記事をいくつか拝見させていただいた感想)、私は流行には積極的に流されるべきだと思っています。特に今までファッションに興味も持っていなかった人にはなおさらそう伝えたいです。
店員さんにのせられて似合わないものを買ってしまう事もあるかも知れないけども、予想外に素敵なものが見つかるかも知れない。自分の感性だけでは得られなかったものに出会えるってのも服を買う楽しみだと思います。


似合わないものがあるかもしれない。そしたら似合うように努力してみればいい。体型を変える、髪型を変える。音楽やスポーツがどうしても気になるんだったら、それを始めてもいい。相手に合わせる努力をしてみて、それでもダメだったら他のを着てみればいいのです。
様々な洋服を着てみて、自分の中にいろんな事を溜め込んでいけば、自分にフィットするスタイルというのが少しずつ出てくるのではないでしょうか。その結果最も自分らしいと感じるスタイルは、新しいスタイルかも知れないし、もしかしたら脱オタする前のスタイルかも知れない。けれども行き着く答えが何であっても、様々なものから導き出された結果であれば、似合うとか似合わないとかそういうレベルでの悩みは出てこないはずです。


なんて、偉そうに書いてしまったけど、元記事の方の気持ちが分からないわけではないし、どちらかと言えばその洞察力には脱帽しましす。私も一時期脱オタというか趣味や興味が自身の内側から外側に向いた時期があって、何度か同じような事を考えた事があります。ですがここまでまとまった答えには至りませんでした。だから、その分彼の方がもっとこの問題に対して真摯に向き合っているように感じられるのですが、この問題についてはまじめに考えても答えは出ないわけで、まずはいろんなの着てみようぜ!!ってのを提案したかったのです。


最後に。
年齢相応というのもたしかにあると思うけど、そこにこだわるには30代というのはまだ若いです。とか言いながら、私も社会人になってから冒険してないな〜とちょっと反省するいい機会になりました。


[追記]
写真は載せない方がいいというアドバイスを追加。