悪夢探偵

http://www.akumu-tantei.com/

今週金曜日で上映が終わるという事で、仕事を定時で切り上げて見に行ってきました。あれだけ楽しみにしてて見れないのは悲し過ぎます。

映画史上かつてないダークーヒーローの誕生。その名も『悪夢探偵』 陰惨な殺人事件が立て続けに発生する。被害者はいずれも密室で自らの体を切りつけ失血死しており、携帯電話から最後に「0」という番号へ発信していた。ある被害者を目撃していた者は「夢の中で、誰かに襲われているようだった」と証言する。
事件を担当する女刑事、霧島慶子は「0」番の人物が、電話を通じて自殺者に何らかの暗示を掛けているのでは?と考え捜査を開始する。そして、他人の夢の中に入れる特殊な能力を持つ通称<悪夢探偵>と呼ばれる青年の存在を知る。半信半疑ながらも影沼京一という名のその男にコンタクトを取り、捜査への協力を申し入れるが、夢の中に入る行為は非常にリスキーであるという理由で、あっさりと断られてしまう。断りきれない事情により何度か他人の夢の中に入ってきたが、その人を分かろうとすればする程、人間の本性や嫌な部分が垣間見え、依頼者と自身の心の間には常に傷跡が残るからだと。「人の夢に入るなんてもういやだ。いやだ、いやだ、いやだ、いやだ・一」と捜査への協力を頑なに拒む。 そんな京一に業を煮やした慶子の同僚刑事鵬若宮は、自ら「0」番へと発信し、犯人と思しき人物へコンタクトを図る。そして、電話の向こうで会話に応じたのは一人の男<ヤツ>だった。<ヤツ>は、「あっ、今あなたにタッチしました」という謎の言葉を残すと、すぐに電話を切ってしまう。
 程無くして若宮の身の危険を感じ、黒マントに身を包み<悪夢探偵>となった京一が慶子たちの前に致し方なく姿を現わす。そして、眠りについた若宮の夢の中へと入り込み、<ヤツ>とのコンタクトを試みる。果たして京一は<ヤツ>を倒し若宮を助けることが出来るのだろうか?そしてヤツとは一体何者なのか?
悪夢探偵>と<ヤツ>の壮絶な戦いが、今、幕を開ける!!

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=7106

今思えばバカだったと思うのですが、見始めるまでこの映画がホラー映画だという事に全く気付きませんでした...。サイコメトラー Eijiのような作品を勝手に想像してたし、そんな雰囲気も無くはなかったのですが、結局はグロいシーン満載のホラー映画でした。久々にまともに見ていられないようなシーン続出でした...。やっぱりグロいのは苦手だな。


ただ、だからといって見なきゃ良かったというわけでもなく、そういったシーンも含めてなかなか面白い作品でした。
hitomiの抑揚が無さ過ぎる演技も嫌いでは無いし、妙に色気を感じるその佇まいには惹かれました。歌う時の声は高過ぎて好きではありませんが、演技の時は低めでいい声してます。
あとは本当に体調悪いんじゃないか?と疑いたくなるような松田龍平さんの顔色もかなりツボでした。あれだけ顔色悪いのにかっこいいのはすごいんじゃないかと、部屋に帰ってきてから気付きました。本当にそういった能力のありそうな雰囲気を醸し出してるのはさすがの一言です。


最初は見に来た事を後悔しそうになりましたが、見終わってみると悪夢からの開放感と言うのが最もしっくりくる心境になりました。
何か不思議な作品。見てよかった。