UDONを見に行った時に「涙そうそう」予告を見たのですが、その時にちょっと面白そうだなと気になってたのでさっそく見に行ってきました。ちなみに今日から公開です。
入ってびっくり10人も居ません....。今日の最終だからかな〜。おかげでいつもどおりのんびりと見ることが出来ました。そして面白かった。
以下ネタばれありの感想です。
高校合格を機に異父兄弟である洋太郎(妻夫木聡)を頼りに沖縄本島へ出てきたカオル(長澤まさみ)。そんな二人の暖かくも悲しい物語です。
まず最初に告白してしまいますが、最後の最後で泣きました(照)
洋太郎のカオルを想う気持ちが切なくて切なくてどうしようもありませんでした。
愛情を与える側はもっと与えてやりたいと願い、受ける側はたくさんもらったから自分も返したいと願う。親と子の関係ってこんな感じなんですよね。洋太郎のカオルを想う気持ちがすごく切なくて苦しくてもうだめでした。。。涙腺弱くなったといわれたらそれまでですが、あれは耐えられませんでした。
そんで出演者について。
まず、妻夫木君の演技は自然でいて押し付けがましくなくてとても好印象でした。こういう自然体の演技がうまい人ってすごく好きです。
去年見てたスローダンスも、彼の自然体な演技が好きだから見続けてたんですよね。彼にはこの調子でもっともっといい役者さんになって欲しいです。
そしてもう一人の主役、長澤まさみさんは文句なしのすばらしさ。本人も良かったけどきっと演出も良かったのでしょう。彼女の笑顔を見て癒され、泣き顔を見せられては心をわしづかみにされました。
演出といえば、カオルの成長を髪型を変えて表現してたのは参りました。洋太郎との別れの後、大学の講義を受けてるシーンに切り替わったときの変貌っぷりには驚きました。女性って髪形ひとつでこんなに印象が変わるんですね。
今作はそんな彼女の魅力を見るためだけに見ても損はしないこと間違いありません。ちょっとでも興味がある人はぜひ見ちゃってください。
それと麻生久美子さんや塚本高史君もよかったです。初めて拝見しましたが、二人とも私の好きな空気を持っているような気がしました。麻生さんはSALAのCMでしか見たことがありませんでしたが、演技もなかなかですね。このお二方も今回の収穫です。
ちなみに帰ってきてからは子供に「にーにー」と呼ばせてます。