夏の庭

毎年、この時期になると新潮社や角川文庫で夏の100冊みたいなコーナーが本屋に出来ます。普段はそれほど本を読まないのですが、夏は何故だか読書(特に小説)したくなって読み漁ってしまいます。今年も今から何冊か目を付けているので、夏休みの移動中にでも読もうかと今からワクワクしてます。


そんな夏に読んだ本の中で非常に印象的だったのが一昨年何気なく読んで面白かった夏の庭という作品。読んだ事がない方にはおすすめです。


親戚のおじいちゃんが亡くなってその葬式に行ってきたと言う話から死体に興味を持った3人の子供が、近所の死にそうだという爺さんを監視し始めたところから話が始まります。子供たちと爺さんの不器用な接し合いが心地いい作品です。