2017年3月に読んだ本

戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫)

戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫)

2017年3月に読んだ本は1冊でした。またもや1冊...。
しかも読んだのは再読の1冊だけでした。毎日一度は本を開くのですが、心に余裕がなさ過ぎてほとんど読み進めることができずに終わってしまいました。


今月ずっと読んでいたのは「戦争は女の顔をしていない」という本です。

この本を知ったのはこの対談記事でした。

本当に「戦争は女の顔をしていない」。戦場の全ての行為が、沢山人が死ぬということも含めて全て男の仕事なんです。その中に女が交じって狙撃兵までやった。彼女たちが守るために戦った共産党体制下の戦後にあっても、優遇されなかった。むしろ「軍にいた女」はやはり差別を受けていた、ということまで明らかにされていきます。つまり、戦争というのはどういうことかというと、全てが男性的な行為のなかで行われていることであって、そんな中、100万人を超える女性たちが「打倒ナチス」や「共産主義礼賛」という信条で戦場に赴いていたのです。

『この世界の片隅に』は宝――「実写以上に」戦時中の日常を描ききっている! 富野監督が片渕監督に伝えたかった言葉とは?【前編】 | ダ・ヴィンチニュース


こんなことが書かれていたのですごく興味を持ったので買ってみたのですが、すごくおもしろくてちょっとずつではありますが読んでいます。たしかに女性の視点から描かれる戦争の話ってあまり記憶にないのですが、小さいころに祖母から聞いたことがあったなということをこの本を読みながらちょっぴり思い出しました。



3月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:285ナイス数:0気分上々 (角川文庫)気分上々 (角川文庫)読了日:03月10日 著者:森 絵都
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